熱海市に深刻な打撃!、コロナショック下で冷え込む消費。斎藤市長の6月定例会上程議案説明

熱海市議会6月定例会
本会議初日、
斎藤市長から
一般会計予算など、
24案件が上程されました。

市民の

生命・財産を守ることを、
最優先とした
斎藤市長の
上程議案の説明は、

昨日、

地元各紙にも
掲載されましたが、
小生としても、
登壇日に予定されている、
本会議3日目の
質疑項目に加えるため、
抜粋して
掲載させて頂きます。

・・・・・

ー本定例会におきまして、
ご審議をお願いします案件は、
予算案2件、条例案6件、
一般案件2件及び報告案件14件の
合計24案件であり、
議員各位並びに市民の皆様の
ご理解をいただきたいと存じます。

ー中略ー
ウイルスへの感染はどんなに予防策を講じたとしても
誰にでも起こり得ることです。
しかし、全国各地で「医療・介護従事者」
また
「感染してしまった方やそのご家族」などに対しての
差別的な発言や扱いの存在が
伝えられております。
このような差別や偏見は
あってはならないことです。

市といたしましても、
正しい情報の発信に努めて参りますので、
市民の皆様におかれましては
どうかご理解いただくようお願い申し上げます。

また、各学校の児童・生徒の皆様においても、
学習す る機会に
大きな影響を受けているだけでなく、
友人関係 を深められる
人生の中でも特別な年代の時間、
そして、
様々な部活動等において
積み上げてきたものを、ぶつけ、
発表できる機会を
例年と同じようには得られないことについて
断腸の念に堪えません。

様々な面で、
気持ちの整理をするのに
少し時間が必要 だと思いますが、
これから
長く続いていく人生のために、
力強く前を見据えて
進んで頂きたいと切に願います。

さて、本市では、
政府による「緊急事態宣言の発令」、 また、
「その延長」を受け、
「4月25日から5月20 日まで」の間、
2回に分けて、

市内の宿泊業、飲食業等 の
事業者の皆様に、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大を防止する観点から、
休業を要請させていただきまし た。

この4月・5月の
春の行楽シーズンは例年多くの
観光交流客数が期待される時期であり、
特に
経営に大きな打撃を伴う
ゴールデンウィーク期間の休業に
ご協力いただいた
関係事業者の皆様に対して、
心より感謝を申しげます。
5月25日、政府は、
首都圏の1都3県及び北海道に対する
緊急事態宣言を解除しました。

首都圏からの観光客を
メインターゲットに据える本市は、

市民、観光客及び別荘利用者の皆様への
感染拡大防止に最大限配慮しつつ、
社会経済活動との両立を
模索していく段階に入ったと認識しております。
しかし、

新型コロナウイルス感染症に対する
有効なワクチンが、
まだ開発されていない現在、
この感染症を完全にコントロールし、
これまでの日常を取り戻すのは、
まだ先と考えざるを得ません。

現在の状況は

第一波が一応収束しつつあるものと考え、
第二波、第三波の襲来も覚悟し、
その備えを怠らないだ けでなく、
この感染症が

日本そして世界の経済全体に残す
大きな影響から回復するための
期間も想定しておかなければなりません。

私は市長として、
このような状況下で、
最優先させなければならないことは、

市民の生命と財産を守ること、

そして雇用、また
営まれる事業の
継続を下支えすることに
全力を傾注することであると
考えております。
このことから、これまで
市民そして議会の皆様に
説明をして参りました

(仮称)熱海フォーラム整備事業につきましても、

この事業に
期待をして頂いている方々には
大変申し訳ありませんが、
市民生活に与える影響を
最小化する施策に
全力を傾注するため、
当面、
凍結させていただくことといたしました。
近年、

熱海市は市民、関係諸団体、
そして
議会の皆様と官民一体となった
取組みにより、
V字回復と言われる復活を
成し遂げて参りました。
私は
このオール熱海で
成し遂げてきた経験を生かせば、
熱海市が
現在の状況から早期に脱却し、
今まで以上の躍進を
必ず遂げていけるのと信じています。
まだ当分の間は、

我慢を強いられる
期間が続くと考えられますが、
今後も
この感染症が

皆様の生活に与える影響を
最小化できるよう、

しっかりと
対応して参りたいと考えておりますので、
ご理解、ご協力を
賜りますようお願い申し上げます。

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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