熱海温泉を対象に、映画監督・俳優、終の棲み家「残照ハウス」設立趣旨(1)

昨夜はラーメンハウスの皿洗いにかり出され、月並みだが、
嬉しい悲鳴を上げてしまった。人手不足するくらいだから当然、
売り上げも伸した。金額は差し障りがあるので封印しておくが、3:11以前は
一ヶ月間に6~7回かり出されていたが計画停電実施以降は、
ほとんどお呼びがかからなかっただけに、気合いが入った。で、

今朝もW散歩で英気を養い、シャワーを浴びた後、
起雲閣前の甘味処「福屋」さんにて、珈琲タイム。マスターから
居住する団地生活に関する、自治会と市の管理あり方について、
2〜3の例をあげて問い質されたが、恥ずかしながら明確な答えを出せず、
課題については週明けに、担当職員に見解を求めることに。このあと、
午後からは半日、撮り溜めていた、WOWOWの洋画を数本用意し、
自宅のテレビを前にゴロゴロ、ウトウトしつつ身体を休める。
午後7時少し前、ホテルKKRのサウナで、体内に溜っている毒を出し
心身ともにスッキリして事務所でブログアップする。さて、

先の熱海市議会6月定例会の中で、小生が質した、
日本監督協会有志によるコミュニティホーム(仮称残照の家)について
設立趣意案をご消化しながら詳しく補足をさせて貰う。

映画やテレビ界で活躍し、老境を迎えた映画監督と俳優たち。
歳月の流れは速く、いつしか残照の日々に甘んじ、
老いと向かい合って孤独に生きざるを得なくなった、そんな、
監督や俳優さんたちのためのコミュティホームの立ち上げである。



いわゆる芸術の仕事を生業にしてきた人たちの老後を支える施設は
政界でただ一箇所、フランスはパリ郊外にある「国立・芸術の家」である。
創設者はスミス・シャンピオンという貴族の女性で、シャトーと見紛う
広大な敷地と住居を、芸術家たちの終の棲家とするよう、
遺言して国に預け、現在では国立の施設として運用されている。

わが日本は国立の施設として事業展開するという発想は皆無に等しく
仮に企画を立案したところで、国是として100年経っても
半歩も進まないという現実がある。では、手をこまねいたまま、
釈迦が悟った生老病死の「老」の日々を、
運命と受け止めて甘受しなければならないのか。年金もままならない
老後をさまよわせなければならないのか。何人の上にも
確実に訪れる老いという状況は拒否できないものの
悲惨な老後生活だけは回避させたい。そこで、
日本映画監督協会・福祉厚生委員会と日本俳優連盟が共同で、
タイトルにあるような施設を、最初は10~15人程度の規模で立ち上げ
独自の運営で、安心安全、孤独とは無縁な
コミュニティホームを造りたいと、小生が知人監督から
設立趣意書を受け取り、当局のその実現性について質した。
(つづく)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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