一昨日は大阪に泊り、
昨日は名古屋に立ち寄り
午後4時には
熱海駅に到着した。
京都を本部に
東アジアからの大学生を
主に、
関西や中部地区の
ホテル旅館の宿泊施設を対象に、
一年間の期限で
外国人研修生を紹介する、
インターンシップ事業の大手、
一般財団法人
教育文化国際交流財団と、
ブルネイから来日中の
大河内博氏との
京都本部での打合せを前の、
確認事項があり
大阪と名古屋在住の
財団関係者に
お会いして来たのだが、
昨日、
名古屋駅から帰宅する際、
またまた、
偶然とは思えないような
不思議な
引き合わせがあったので、
記録しておきたい。
こだま号4号車は
この時間がら空きで、
隣りのシートも独占して
悠々自適の
空間を楽しんでいた。
ところが、
電車が浜松駅に停車すると
知った顔が乗ってきた。
何と、
石田昭男氏だった。
この8月以降、
石田氏が
熱中症を煩い体調を崩したとかで、
長年続けてきた、
不定期昼飯会を
中止していただけに、
ビックリするような、
出会いの妙に、
顔を合わせたまま
首をひねりつつ、
お互いの引きの強さにからめ、
熱海駅に到着するまで
心を一つに出来たのである。
石田昭男氏と云えば、
俳優だった
故伊丹十三氏を
監督として世に送り出した、
あの不朽の名作
「お葬式」の
俳優さんやスタッフの
宿泊先として
側面から
映画の成功に尽力した
協力者の一人で、
当時、
石田氏が仕切っていた
”旧臨海ホテル”を
一ヶ月以上
ギリギリの宿泊費で
解放して頂いたことから
小生との信頼感は深まり、
今に続いており、
お互い、
この時間にこの号車に
乗り合わせた
偶然とは思えないの引きに、
しばし、
笑顔が絶えなかった。
(つづく)