第1回熱海国際映画祭の概要は
尾崎紅葉が明治30年代に、
読売新聞に発表した、
小説「金色夜叉」は、
愛よりも金を選んだ、
お宮と貫一の愛憎劇の
舞台となった、
熱海の海岸とともに、
熱海温泉を全国区にした。
100年以上たった現在も
未だに、
その恩恵に与っているのは、
ご案内のとおりであり、
熱海市は映画祭を
尾崎紅葉の生誕150年を記念して
企画したものといい、
来年6月28日から
7月1日までの4日間。
熱海市のMOA美術館、
熱海芸妓見番歌舞練場、
市内ホテル旅館を会場に開催する。
主催は
熱海市、スカパー、イオンシネマ、
◎フォーカスで構成する実行委員会で、
国内外から新作を公募し、
その中から
日本国内初披露となる
20作前後を選出し、
審査は
映画監督協会理事長の
崔洋一氏他、
国内外の映画監督、
脚本家らが行い、
◎グランプリ◎準グランプリ、
◎監督賞
◎尾崎紅葉賞(原作・脚本)、
◎音楽賞
◎主演俳優賞、
◎主演女優賞、
◎学生映画賞などを競う
コンペティションを行い、
応募総数は
3000作程度を見込んでいる。
日本の映画祭では珍しく、
韓国「釜山国際映画祭」と
フランス
「ECUヨーロッパ映画祭」の
海外映画祭と連携して開催するという。
写真右は
石森史郎氏(脚本家)。