熱海日金山霊園にて、故 蕪木研爾氏(写真家)の墓参り。

昨日は午後から、

熱海日金山霊園にのぼる。
ここには将来小生が入るであろう
墓地が確保されている。

約20年ほど前、
カブラギスタジオのオーナーで
写真家の
故蕪木研爾さんが

ガン治療も含め
熱海市内を終の住処として、
転居してきた際に、

偶然にも、
小生のビルの前を通りかかった際に、
ー写真家の蕪木先生では?ーと
呼び止めたことから
親交が始まった。

蕪木氏は当時、
成城にも自宅を所有し、
熱海のマンションとを
交互に行き来していたのだが、

昔お世話になった、
東宝撮影所のT氏から、
一度紹介されていたことがあり、
その方の名前をあげて、
呼び止めた理由を話し、
親交が始まった。

その後、

没するまでの数年間は、

当時の観光協会が主催した
ミス梅の女王との
ハワイ親善旅行を始め、

闘病中にもかかわらず、
市内の飲食店で
意気投合した、

故池田満寿夫氏(芥川賞作家 版画家)と

池田氏の
陶芸写真集出版の際には、
キャメラマンとして参加、

冬のロケ地を含み
病気を打ち消すように、
精力的に取組み、

この作品は、
写真家蕪木氏としての
集大成ともいえる
作品に仕上げている。

ただ、その後、
容態が悪化し入院先の
所記念病院にいて
62歳の生涯を閉じたのである。

前置が長くなったが、

その蕪木氏から生前、

ー俺が死んだら、
けんぞう君が墓守をしろーと、

日金山霊園7区にあらかじめ
墓地を入手する際に、
その隣地を確保してくれた。

昨日は

その墓地をお詣りしたのである。


 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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