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髙橋弘会長(万葉倶楽部)の自伝”わが人生”(39) ー1958年、アルプス写真誕生ー

今日は町内の清掃を終え、
正午までには上京するため、

”残照の家”関連を先送りして

高橋弘会長(万葉倶楽部)の自伝、
”わが人生”その(31)を掲載する。

・・・

ー熱海の海岸沿いを走る国道135号に、
朱色の欄干の
逢初橋という橋があります。

伊豆山神社に身を潜めていた
源頼朝と、
婚礼を逃げ出してきた
北条政子が再会したと云う
ロマンチックな
伝説が残る橋です。

自宅からほど近い、
この逢初橋のたもとに
貸店舗を見つけました。

約23㎡で家賃は月額7千円でした。

その賃貸契約を結んだときのことです。
高校の商業科で
商業文書の書き方を学んだ22歳の私が、

その場で淡々と
契約書を作成したところ、

大家さんが大変感心してくれました。

「若いのに一人できて
すらすら契約書を書けるなんて
大したものだ」

そして実印として
三文判を登録して持っていったことを、
大家さんはまた誉めてくれました。

「商売柄いろいろな人の
ハンコを見てきたけれど、
立派なハンコを持っているひとに限って
出世しないんだ」
アンタはなかなか見どころある」。

この言葉が頭に残り、
私は立派なハンコを
使ったことがありません。

店舗の移転を機に、
私は店の名を

「アルプス写真」に変えました。
1957年8月のことでした。

(つづく)

 

 

 

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