熱海芸妓最年長者で置屋「市山」の女将、北野姐さん(83歳)引退。

先日、長年、

熱海芸妓組合に所属していた
芸妓置屋「市山」の女将、
北野姐さん(83歳)と行きつけの
CoffeeSHOP“みずたに”で
バッタリ会った。

 熱海芸妓置屋の表裏を知りつくす
北野姐さんとは、小生が10数年前、
未だ市議会議員となる前に、

熱海見番の改革を求める騒動の際、
改革派を応援してきた経緯があり
それをキッカケとして以来、
北野姐さんとのお付き合いである。

聞けば北野姐さん、引退した
最大の理由は置屋経営の難しさと
年齢的な問題も重なって、
昭和41年から所属していた、

熱海芸妓置屋組合を退き
市山(置屋)も廃業し
引退を決めたと、サバサバした
表情を浮かべて話した。

ただし、起雲閣で週5日続けてきた、
小唄、長唄、三味線のお稽古は
体が動かなくなるまで続けたい。
未だ極めていない芸の道を
精進していくことでお世話になった
関係者の皆様に恩返しをしたい、と
直向きな希望を滲ませながら、

来週からこの曲をおさらいする。と、

“熱海音頭”と“熱海峠”の歌詞が書かれた
コピーを渡されたのである。

「熱海音頭」と云えば、

熱海ネット新聞が8月16日アップした
網代温泉ふるさと祭り•盆踊り大会で
使われたメインの曲ではないか。

その上、三波春夫の熱海音頭なら、
小生も何故か、

ドーナツ盤を保管していたことから、
話は盛り上がった。(つづく)

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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