今朝第3庁舎に入る玄関口で、風の冷たい中、
市営駐車場に向って白装束姿で歩みを早める、
原口宮司(伊豆山神社・初島初木神社宮司)と出会う。
丁度、熱海観光防災協力会「はつしま会」の件で
早急に連絡する予定だったこともあり。失礼ながら
そのまま呼び止め小生の控室にて、来庁理由をお聞きする。
伊豆山神社は言わずと知れた歴史ある社である。1617年、
徳川家康は後水尾天皇から東照大権現を勅諡されたが、
伊豆山神社も関八州総鎮護 伊豆・箱根両所権現と
尊称され、歴史に裏打ちされた多数の文化財を有し、
神社境内には熱海市が管理運営する
「伊豆山郷土資料館」があり、神社参拝客等の
観光客が資料館に展示された宝物を拝観している。で。
宮司さんの話しによると、資料館にはトイレがなく
資料館の嘱託員や見学する方々には神社社務所に併設する
公衆用トイレを提供してきたが、築40年以上が経過し
老朽化が急となり修繕や改築が不可欠となったことから
かねてから要望してきた費用の負担割合について
余りの反応の悪さに業を煮やし、市の所管課である
障害学習課と議長宛に正式に要望書を携えてきたのだが、
生憎と目的を達せられずに庁舎を出たところに
小生と出会ったということである。管轄外だったが
熱海市の観光にも関わることでもあり。
出野観光部長を控室に招き事情を説明し対応を聞いた。
その他、熱海観光防災協力会「はつしま会」については
八木観光課職員から経緯について説明頂いた。