熱海市大黒崎し尿処理施設の7年間継続処理と延命化への課題。

今朝は定番散歩から愛犬を事務所に置き、議会事務局に立ち寄り、
13日登壇用の前置き骨子をプリントアウトしたものを、遠藤職員を通じて
無駄な時間を省く目的で、質疑案件に答弁する所管課に届けてもらう。また、

山口伸氏(写真家)から届いた”瞬間の顔”写真集を駐日モンゴル大使館宛てに、
郵送し、中央町の事務所に戻り骨折で退院したスタッフを湯河原の病院へ送る。
定期検診ということだが、足の踝の骨折は完治まで時間との戦いとなる。

午後から山田介護長寿課長と質問内容についての打ち合わせを済ませ自宅に戻る。

山田介護長寿課長

明日から2日間定例会本会議での論戦を前に、市長の上程議案説明を読み返す。
市長の上程議案説明の一つに、大黒崎のし尿処理施設に関する補正がある。

平成26年度熱海市一般会計補正予算(第1号)、4款、衛生費には、
保健衛生費として、国が進める働く世代の女性支援のための
がん検診推進事業において未受診者等への再勧奨を行う事から、乳がん、
子宮頸がん検診の経費についての増額補正と大黒崎し尿管理センターの

老朽化に伴う施設診断に係る経費の追加補正と、簡易水道費として、
初島第1配水池電気盤室屋根改修工事に伴う繰出金の増額補正である。

し尿処理基本構想等については、先日、広域行政特別推進委員会にて、
「し尿処理施設基本構想等検討業務委託報告書」を配布され、またその日に、
大黒崎の現場を視察しており、その内容を再度確認する。

(1)供用開始年度は従来 平成30年度→今回報告。早くとも平成33年度
順調に進んでも、今後7年間は現在の各施設を使用しなくてはならない計画処理量は、
年におよそ1klずつ減少。施設整備費は1kl当たり2~5千万円ずつ減少。

(2)処理方式と建設候補地については、
①処理方式
C案 下水道投入:前処理投入方式
*今後、し尿運搬費などの精査が必要
B-2案 下水道放流:前処理前脱水方式
*今後、管渠布設費、交付金等の精査が必要

②建設候補地その他に関して、旧大黒崎清掃工場跡地:
用地費が不要。民有地:2~4億円弱の造成費のほか、
用地買収費、取り付け道路等の整備が必要。
C案の場合には、し尿の搬送等について地元住民の理解が必要。

2.現在の大黒崎し尿処理施設の精密調査の必要性として、

調査報告のとおり、現在の施設は少なくとも7年間は継続使用し、
現施設がどの程度使用できるのか、どの程度の修繕で
どの程度の延命化が 可能なのか、等については、詳細は不明な状況。

このため、共同し尿処理場の整備を進める上でも、現施設の活用可能性の
調査が早急に必要となり、この調査は熱海市で行い、予算については

6月補正予算で対応予定し、その結果は一市二町での検討会にも報告をし、
今年度計上した共同処理の予算については、現施設調査の状況等をみて判断、とあった。

し尿処理施設視察

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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