先月末に旧岡本ホテル跡地購入価格再交渉の結果発表を期待したが、
どうやら事務方が未だ折衝継続中のようだ。所管課に聞くところによれば、
最終的な市長と先方の社長とのトップ同士の話し合いの
日程調整中とのことである。さて、既報の通り2月議会では小生を含めて
2人の議員が反対討論を行っている。小生に関しては今日と明日掲載する。
ー熱海市政調査会、村山憲三です。ただ今から反対討論をさせて頂きます。
私が反対するのは、平成26年度一般会計予算の中の、
旧岡本ホテル跡地購入費3億91,723円に対してであります。
先の本会議場でも質問致しましたが、私は誰もが納得する
適正価格での購入であれば敢えて反対するものではありません。
しかしながら、ご案内のように、土地の鑑定評価が業者と熱海市側とで
約9000万円もの開きがあるにも係らず、市は見直しを図るどころか、
高額な公共用地取得案件を一般予算会計に入れて、半ば強引に中央突破を強行し、
市民の血税をムダに垂れ流そうとしていることに異議を唱えるものであります。
反対の理由を明確にするため、私と意を同じくするPRESS熱海、
1月10日号を抜粋、引用してしてご説明させて頂きます。
「旧岡本ホテル跡地について市が依頼した「鑑定評価」が判明した。
市が度々依頼するK不動産鑑定事務所によるもので、
驚くなかれ「3億100万円」という評価だ。(この評価額)は
すでに昨年4月には報告を受けているのだ。
所有者と交渉を臨むにあたって当然のこととして鑑定を求めたのだろう。
平成25年4月24日付けに報告されている。この間の経過について、
市長の表向きの説明はこうだ。24年12月に所有者から買却の話しがあり、
内部で検討、購入も視野に25年4月から所有者と協議に入り、
評価を4億円と提示され、3回目には所有者が発注した鑑定評価書が出され
価格は4億4500万円となっていた。
市側では粘り強く交渉し、3億9千万円で合意した。
評価は、立地、坪単価、今後の市民の利活用を考えて妥当と考えた。
およそこういうものであり、市側がわざわざ取り寄せた、従来から
よく依頼しており信頼度も高い思われる
K不動産鑑定事務所の鑑定結果には一切ふれようとしない。
ここに大いに不審がある。(つづく)