熱海市議会、第3庁舎新議場にて論戦始まる

午前9時30分本会議が始まった。トップバッターは田中議員。舌鋒鋭く、
切り込んだのは小山臨海公園の指定管理に切り込んだ。この地区公園は、
ミニカルチャーパークとして豊富な運動施設が整備されているが、
貸館的な利用状況となっており、稼動率が頭打ちになっていることや、
委託運営であることから利用状況に応じた人的配置ができないこと、
財政的な理由からトレーニングルームの利用が制限されること、また、
維持管理の事務も負担になっていることから、効率的な運営と
経費の節減を視野に指定管理者制度を導入するもので、なぜ、実績の見えない、
ATAMIオンたまを主催するNPO法人アタミスタを軸にした
シンコースポーツ共同事業体を選考したのかと異論を挟んだ。その他、

湯らっくすマラソン中断の理由を質した。確かに主催する
NPO法人熱海市体育協会を中心とした実行委員会に対して、
開催補助金として予算を計上している。この質問に対して当局は
ー地震・津波に関する報道・報告が相次ぎ、その対策が叫ばれる中で、
大会の安全性をさらに確認する必要が生じたことから、再度、検証したところ、
山側が崖というビーチラインの特殊性のため、途中の避難路は3箇所しかなく、
その道幅も狭いため、
大勢の参加者を安全に短時間に避難させることは困難であると判断しつつ、
別のコースで開催できないかを先月8月まで続けていたが、
適当なコースも見つからず、来年3月開催の判断は今しかなく、たとえ、
年度途中であっても、主催者としては、参加者の安全性を確保する
使命・責任がありこの時期に判断した。と、答えたが、同じ会派の稲村議員から、

南海トラフや神奈川西部沖地震の他、関東大震災発生の周期と危険性、
津波の高さ等のデーターを駆使して、年間11回(今年度)開催される
熱海海上花火大会開催時に遭遇した場合の被害状況等を想定しつつ、
湯らっくすマラソンの中断は当局の一方的な判断であり解せない、と、
先に質問に立った田中議員の追求をフォローした。明日は小生がラスト登壇する。

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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