熱海市議会9月定例会本会議、憲三登壇。新庁舎建設基本設計に関する質問。

村山憲三でございます。ただ今から9月定例会本会議最終質問をさせて頂きます。さて、
平成23年度の一般会計決算では、税収不足が尚一層、表面化致しました。
熱海市の自主財源である市税収入決算額が前年度対比で2億7603万余円も減少し、
市の借金である公債費は23億5008万余円となり、2,8%増加致しました。

こうした、決算を見るまでもなく、ハコもの施設はどれも皆、赤字が拡大するばかりで、
それに平行して、まちの経済は崩壊し雇用は失われ少子高齢化の加速に
歯止めがかからないのはご案内の通りでございます。こうした状況を前に、

市民の税金を食み、安定した生活を享受し、親方日の丸のもと、
“役人天国熱海”の職員に対する批判と羨望もまた、浮き彫りとなっているわけです。

自主財源が乏しく辛うじて財政再建団入りを免れながらの“綱渡り市政”に、
数年前から地方交付税という名の、恵みの雨も降り注いでいます。とは申せ、
膨大な義務的経費を前に焼け石に水の感は否めず、
観光客や定住人口増加策に対する投資的事業は、指定管理者に
丸投げ依存したままお茶を濁し、そのツケが、
巨額な赤字を増加させながら今日に至っているわけでございます。ただ、

交付税のお目付役としてまた、行財政改革に大鉈を振るう、
コストカッターとして期待される田邊副市長がどこまで行財政改革に踏み込めるのか、
私を始めとする多くの市民の注目を集めているわけでありますが、どうか、
志半ばで本省にお帰りにならない事を祈りつつ、質問に入らせていただきます。

つい先日、

東京都の災害用備蓄倉庫のプレハブ建設工事などの受注に絡み、便宜を図った
建設会社「◯△りリース」と見返りに賄賂を受け取った都の職員が逮捕されました。最近も、
この事件に関連して都の職員が工事概要や他の入札参加業者などの情報を漏らした見返りに、
都内の居酒屋やキャバクラで計35回にわたり接待を受けたとして、新たに、
「◯△りリース」社員が逮捕され汚職事件の渦が広がっているわけですが、そこで伺います。

1、熱海市のシステム建築による庁舎建設の設計施工に問題の、
◯△りリースが直接間接的に入り込んでいないか。お答え下さい。(つづく)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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