熱海市議会員議員報酬削減に関するあれこれ。

今朝10時より庁舎議長応接室にて市議会各派代表者が集り、
議会検討会(山田治雄会長)が開催された。案件は議員報酬について。

今国会では政府が急ぐ消費税増税案。4月の通常国会まで
政局は荒れ解散含みの綱引きが予測されている。ただ世論は、
民主党が政権奪取の際に掲げた公約遵守が先だろう、と、怒りを露に、
議員定数削減と公務員給与引き下げ、政党交付金、議員歳費の削減等、
政治が身を削れとマスコミも民意に追従している。当然、

熱海市議会も議員削減に関しては各派代表が集り、侃々諤々と論議を続けている。
今朝は、山田委員長がこれまでの各代表者意見を総合した
私案をたたき台として提出したのでご紹介する。

1.議員報酬について

現在の議会の役割は地方自治法の改正・地方分権等により、
従前に比べその責務は遥かに増しており、更には情報公開等に伴う
議会活動・議員活動は質量共にその重要さが増大している。

熱海市議会は先駆的に行政改革の必要性をいち早く認識し、
このことから平成4年当時議員定数26名であったが、
これらの諸事情を踏まえ、自ら身を切り議員定数を

平成11年に2名、平成15年に3名、平成19年に2名、
平成23年に2名と各々その当時在籍した議員の提案によって
合計9名を減員し現在17名となっている。このことにより、

平成4年に比べ議員の責任度は1.53倍増加したことになるとともに、
議員活動も同様に1.53倍が求められている現状である。
議員報酬は地方自治法上も「役務の対価」とされているとおり、単に

議会への出席日数や人口規模で判断することより、
今求められている議会の実体を検証し、議会・議員が更なる地
方自治体の民主的な発展に積極的に貢献出来るように
各種の条件整備をすべきであり、更に
将来の議員を目指す人々にも配慮した報酬額とすべきである。

しかし、緊急に迫る当市の財政状況を考察する時、
あくまで臨時的配慮として、今回、

報酬審が示した15%削減を、将来議会自ら論議していくことを
踏え容認するものとする。ただし、期末手当についての加算率を
15%から20%に変更をすべきものと思料する。午後からは、

西島木工さんから木はだ織りと関連試作品の案内があり、網代に飛んだ。
丁度昨日、山岸伸氏(写真家)に神田のスタジオにて、
木はだ織りを紹介したばかりのグッドタイミング。西島社長には、
iPadでスタジオで撮った写真を披露しながら、今後の販売戦略について話し合う。

また、柑橘系の香りが好みという山岸伸氏を紹介しながら、
山岸オリジナルブックカバーの試作品をお願いする。熱海から全国へ。
お預かりした西島木工の木はだ織りに香りとパワーが付加することで、夢は広がる。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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