高橋弘会長(万葉倶楽部)に対する感謝の夕べの席で、進行役を務めた
後藤錦信大崎市議はこう口火を切った。ー高橋会長のご好意によって、
この約2ヶ月間、鳴子温泉から万葉温泉のタンクローリーで、
東松島等への温泉の配送量は58万4800リットルです。一升瓶に換算すれば、
32万4889本にものぼる。と、懇親会の笑いを取った。その後、
マイクを握ったのが、宮城県大崎市の伊東康志市長。
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ー鳴子温泉は70度と高温で冷めにくく、被災地で生活する老若男女の皆さん、
延べ人数で20000人以上もの方々に温泉を提供できました。これは、
同じ宮城県内にありながら、殆ど大震災の被害を受けなかった自治体として、
温泉を活用したボランティア活動ができました。これもひとえに、
高橋弘会長がローリを提供して頂いた賜物ですーと、謝辞を述べた。また、
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鳴子の温泉を東松島市他宮城県内の被災地へ配送できたのは、
高橋弘会長(万葉倶楽部)が無償で、
万葉の温泉ローリーと運転手をセットで提供したことで、大崎市としての
被災地支援活動に大いに貢献できたようである。また、
高橋会長が出演した、先月20日放送のスーパープライム(日テレ)も、結果的に
鳴子温泉をPRする形となり、2重3重の相乗効果を生んだようだ。前出の後藤議員は、
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「人に喜ばれる気持ちの良さ。鳴子温泉には約1000人の皆さんが被災地疎開しているが、
中には、(震災ショック?)今まで歩けなかったお年寄りの方が温泉に入ってから
歩けるようになったケースも2~3報告があるようです」と、喜びで顔を朱く染めた。また今回、
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小田原万葉本社と宮城県鳴子温泉鬼首(おにこうべ)を往復した走行距離は約1700キロ。
高橋会長を始め被災地視察に参加したのは、堀川久保万葉倶楽部顧問、
池内浩二万葉倶楽部常務小林良司アドネット(模型政策室)社長と小生の5人。
一昨日の午後3時30分に、
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小田原万葉本社前を出発。運転は4人で交代制。小生は行きは、池内常務と浦和で交代。
浦和から上河内まで1時間ちょい、120キロほど運転。そこから、堀川顧問と交代。この夜は
岩手県つなぎ温泉三春に泊まる。ここは、高橋会長がアイパッドを使って検索。
盛岡南インター下車。午後10時8分。つなぎ温泉のファミマにて夕食買い込み。
406会長室にて食事。全員で2階の大風呂に入る。ここの温泉は糖尿病に効くようで、
湯治客、復興支援関係者が多いとの事。カードは無効。で、翌31日は4時30分起床。
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走行距離は628キロから、予定通り5時30分出発。小林氏が運転。
宮古市内のマックにて朝食。マックグリドルベーコン&エッグ・チーズセット(460円×5)
国道45号線を走り、宮古市、山田町。大船渡、気仙沼の被災地視察し現場撮影。
気仙沼のスタンドで給油。ワンボックスカーに55、8ℓ入る。料金は8970円。
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鳴子温泉鬼首「とどろき」旅館から、感謝の夕べが開催された
鳴子ブルワリー (生ビール製造工場)にて、後藤市議と、
万葉から派遣されたローリーの石井運転手さんから、ローリー最後のお役目の際、
東松島に駐留している被災地応援の自衛隊員の皆さんから、
敬礼して見送られたのと、被災地の子供産たちが万葉のローリを見て
駆け寄って来るのが印象に残る。と、感激を露にした。そして今朝、
7時31分にとどろき旅館を出発。途中、中尊寺に立ち寄り、
小田原本社に到着したのが午後4時52分だった。東日本大震災に直撃された
被災地を視察し、わが熱海市の防災管理や危機管理について考えてみれば、
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転ばぬ先の杖、が、いかに、市民を安全に導くか。
自然が牙を剥いて襲いかかってくれば、人間のチカラなどなす術もなく、
破壊されてしまうという、恐怖感に襲われる。
天災と人災、行政の責任とはなんぞや、大いに勉強となった2泊3日。
改めて、高橋弘会長には感謝申し上げたい。