今朝のテレビで取り上げられていたのが、島根県隠岐諸島中ノ島。
島全体が海士(あま)という町だ。初めて目耳にしたこの町、
人口約2400、高齢化率39%の過疎の島で、1994年には
起債が約101億円までに膨れ上がり、財政再建団体入り目前のミニ小島だった。
ところが、ここの首長、高齢化、財政難を克服する施策を次々と断行し、何と、
2009年には借金を79,3億円にまで削減してみせたのである。へ〜、どうやって?
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熱海市にとっても、目から鱗の、大変参考となる番組だった。詳しくは、
海士町のHPをご覧頂くとして、テレビとネットからは、
JBPRESS(ジャパンビジネスプレス)を引用させて貰うと、
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小泉政権時代の国と地方の三位一体改革で、財政は破綻寸前に。
地方交付税の大幅削減で、2005年度には、
町長50%、助役と町議40%、職員16~30%の大幅な給料カットを断行し、
町は自立をかけて大胆な
行財政改革と産業振興、定住対策に打って出た。
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特産のサザエを使ったレトルトカレーの商品化や養殖岩ガキのブランド化、
町出資の3セクが整備した凍結センターによる
冷凍海産物の 東京出荷などを進め、また、定住対策で
2004年4月から2009年12月までの間に144世帯、
人口の1割近い234人のIターン者が町に定住した。若者たちのまちづくりと、
教育のカリキュラムを一体化させ、島への留学生制度を施行し、
観光甲子園では全国一にも輝いた素晴らしいまちである。
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”人が観光資源”、”若者たちのまちづくり”等々、小生が12月定例会で、
当局に提案した観光市場設立、サンビーチ(サンデッキ)活用で経済振興、
丹那湧水利活用で産業振興実現に向けて、大変に参考となり、
3月議会では、より具体的なプランをもって当局の決断を迫りたい。
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さて、今日から新年の挨拶回りを始めた。他の同尞議員とも
訪問先でバッティングするなど、4月に向けて各議員の決意が見て取れた。
熱海市も今朝のTV番組で取り上げられた、海士町にも引けを取らない程、
まちを代表する干物屋さんの店先には、アジやイカだけでなく、
豊富な海産物が並び、旅行客の定番土産として人気が高い。今日は、自宅近くの
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湊干物店にお邪魔した。ここの大将には、昨年の町内のバス旅行でもご一緒し、
日頃何かとお世話になっている。長瀞ライン下りの帰路、
熱海の漁師がつくる、”うずわ”なるソーダ鰹の塩漬けについて話しを聞いた。
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あれから2ヶ月、新年の挨拶回りの途中だったが、
ーこれが約束した”うずわ”ですーと、ご丁寧にも頂戴する。ソウダガツオの呼称が
騒々しく騒ぐ鰹という意味と、真鶴町や沼津周辺ではソウダガツオのことを
”うずわ”と呼ぶ等の豆知識と、
細かく切っておろし大根にまぶしたり、そのまま酒のつまみとして、と、
食べ方を教わり自宅に持ち帰った。うずわが、
熱海の新しい特産品として干物屋さんの店頭に並ぶか否か、近日中に、
酒飲みと一緒に味の品評会をする予定である。
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