熱海市泉地区と湯河原町の観光振興策と活性化シンポジューム

昨夜遅く友人の、都築基氏が東京から熱海の別荘に入った。別段、
海上花火大会が見たいというのではなく、小生のブログに登場する、
ジンギスカン料理のひつじやにて、食事がしたい。との願望だった。午後8時40分
ひつじやにて待ち合わせ、約1時間30分かけてユックリ焼き続け、
沖縄米軍基地視察以来の情報交換の場となった。今朝は、一緒に
山の手散歩に合流する予定だったが、都合により愛犬ふ〜と、
いつも通り淡々と自分の世界に入りつつ、澄んだ空気を腹から吸い込んだ。さて、

高橋会長(万葉倶楽部)のグループホテルに、
湯河原温泉ニューウェルシティ湯河原がある。湯河原温泉といっても、ここは、
熱海市泉地区にあり、神奈川県湯河原町と千歳川を挟み県境となっている。
ニューウェルシティ湯河原の社長は米岡幸雄氏。米岡氏は、
前湯河原町長3期を務め行政運営に卓越した手腕を発揮した首長だった。
・・・
その米岡氏から先日、ームラさん、泉も熱海市だよー。と、話しの中で、
熱海市からの積極的な観光振興策を期待している。との、問いかけがあった。また、、
来る8月23日に湯河原観光会館で開催される、
・・・・・
第2回湯河原温泉まちなか活性化シンポジウム出欠への打診があった。
・・・
このエリアは両市町が生活圏と観光圏を一つにしており、これまでも、
伊豆湯河原温泉及び湯河原温泉の旅組や観光協会、湯河原町商工会が双方、
協力して観光振興・地域振興に取り組んでいる。その過程において、
昨年から内閣府の協力を得てこのエリアの地域活性推進の為の
2度にわたってのシンポジウムが開催されているようだ。正直、これまで、
熱海市内の観光振興にばかり気を取られていたが、
ウエルネスシティ湯河原の万葉ブループ参加を機に、泉地区を
熱海温泉の重要な観光拠点として見直すことが喫緊の課題となってきた。そこで、
・・・・ここ2年間の
泉地区の宿泊数及び宿泊施設数について資料を取り寄せてみた。
入湯税課税月別人員データーでは、
平成20年度が年間合計155,924人(平成21年度年間合計128,641人)となり、
前年対比でマイナス27,283人もの大幅減となっている。また、
旅館・ホテル、寮保養所数は、
平成21年度と比較して2軒減の23施設となっている。
・・・
活性化シンポジュームの主旨について、
千葉和良熱海市観光経済部課長に聞いているのでご紹介したい。
ー云うまでもなく、湯河原町とは泉地区がたまたま別れているだけで
歴史的、地理的、文化的経済的にも同一エリアとして共存してきた。行政間でも
昭和46年湯河原町と「熱海湯河原広域行政特別推進協議会」を設立し、
県境を超えた観光振興や市民生活向上にむけた活動に取り組んできた。また、
民間レベルでは各地区の商工会議所や商工会が中心となり、
観光を軸として地域の活性化を図るべく、
WEST4(湯河原・熱海・真鶴・箱根)を立ち上げ、ウオーキングイベント開催や


・・・・
観光マップ等の作成のほか、両地区観光協会と旅館組合の協力化関係で
湯かけ祭りやサンバパレードの開催を通して地域間の連携を図ってきた。
今回予定されている「湯河原まちづくり提案」では、
・・・
千歳側をメインに両地域全体ののまちづくりデザインが示されること、
その実現のために、観光関係団体等で構成される
湯河原温泉まちなか活性化委員会が中心となり、行政と住民の理解と協力のもと
観光振興を踏まえた地域活性化推進の第一歩となるのが、
本シンポジュームであると、熱く語った。いずれにしろ、
・・・
熱海市長選を前に各候補者が、この地域の観光振興策について
どのようなビジョンを持って取り組むのか。来週月曜日に湯河原観光会館にて開催される、
第2回湯河原温泉まちなか活性化シンポジューム傍聴は、市議としても外せない案件である。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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