熱海市議会最終日、反対討論は憲三のみ。

平成21年7月2日午前10時

う〜ん、やはり予想した通りの展開となった。
現在、午後2時10分。休憩に入って約4時間が経過したが、まだ、
正副議長選びが難航しており再会のめどが立っていない。

今日のこれまでの経過を報告すると、
熱海市議会定例会の第4日目は、午前10時開会された。
議事順序は、固定資産税評価審議委員の選任、人権擁護委員候補者の推薦、
細菌性髄膜炎の予防接種化を求める意見書等の追加議案や諮問案件、発議案が上程され、
各常任委員会の委員長報告のあと、小生が議案第46号に対する反対討論を行った後、
補正予算案についての採決が行われ、提出案件は全て採択された。

その後、常任委員や特別委員、議会運営委員の選任が行われる前に休憩となり、
現在午後2時13分だが、議会が再開される前に、
少し早いのだがブログアップをしておきたい。今朝の傍聴席には、FM熱海湯河原の
市内の中学生の授業の一環とした職業体験の生徒さん達が陣取り、
小生の反対討論を熱心に聞いていたのが印象的だった。

////  議案第48号に関連して反対討論を行います  /////

今、まち中では、ホテルや旅館の売り物件が7〜10件ほど出回っており、
それに伴い、ホテル・旅館協同組合及び芸妓置屋連合組合や
商工会議所の存続意義や危機説について囁かれています。確かに、
基幹産業は一部を除き壊滅状態にあり、税収は落ち込み、市民の負担は益々重くなり、
熱海再生への道は遠のくばかりといのが現状でございます。

それでも、昨年のこの時期は、熱海観光港芝生広場で開催の
「夏のイベント」に期待が集まり、開催を前に、(熱海市内は)
J-POPやK-POPファンの期待感で膨らみ(当然)ホテル・旅館にも予約が殺到しました。
しかし、諸般の事情が重なり、昨年9月議会で予告した事が的中しイベントは中止となりました。

このことだけが原因ではありませんが、まち中は日々、お通夜の如く閉塞感で充満しています。

そんな(大不況の)中、熱海観光協会が一般社団法人化されました。
今年も例年通り、「宣伝行事補助金」や「花火大会開催補助金」に、39,125,000円。
こがし祭り山車コンクール開催事業委託や、熱海市観光協会誘客キャンペーン等業務委託、
梅祭り交通整理業務委託に計22,250,0000円の、
補助金・委託料合わせて、61,375,000円もの血税が注がれました。問題は、

一般社団法人化されたとは言え、定番の事業以外、
熱海活性化へのさしたる事業内容が見えてこないだけでなく、協会の人件費が3千100万円と突出していおり、
新規事業計画への足かせとなっていないのかについてであります。さて、この協会ですが、

一昨年までは議会の所管委員会から役員が選出されていましたが、どういうわけか、
一般社団法人化とともに、「観光福祉委員会」から役員が外されてしまいました。
なぜ、(この時期)風通しを悪くするのか。
私物化への懸念も含めて、私はこのことを、何度も当局に質してまいりました。(つづく)

平成21年7月2日午前10時
平成21年7月2日午前10時
熱海市議会6月定例会最終日
熱海市議会6月定例会最終日

斉藤栄熱海市長

橋本観光福祉委員長

金子建設公営委員長

梅原総務教育委員長

議案第46号、熱海市一般会計補正予算に大して
議案第46号、熱海市一般会計補正予算に対して

村山憲三反対討論前の表情

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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