知人の一人が鬼籍に入った。
銀座浜町の老舗寿司屋、
「三松寿司」のご主人蝿田貢氏の逝去を知ったのは、
朝の散歩に出ようと、玄関を開ければ、
自宅ビルの県道を挟んだ街路灯に、
通夜の案内を知らせる立て看板で、だった。
つい最近も事務所前で挨拶したばかりである。
地元紙を広げれば、
病気療養中と黒枠情報が入っていたが、先ずは、合掌してご冥福を祈る
故、と、名前の前に打ち込むのが躊躇うほど、
余りの急変に言葉も出ない。というのが正直なところ。
昨年はご子息の結婚披露宴に招かれたばかりで、
喜びに溢れた笑顔が忘れられない。
小生のブログにも度々登場しており、
ここでは多くを省くが、
近年では特に、
北海道釧路の親友「伊木茂樹」(釧路石炭社長)、
来宮神社宮司、貞方邦介氏(アルカサバ社長)、平石啓三郎氏(関東警備保障社長)等と、
三松寿司を利用しており、写真も多く残っている。
(写真左伊木氏と故蝿田オーナー)
また、今夜は、前記の蝿田家の葬儀に重なり、
昨日掲載した、雨宮家の通夜も同時間帯ということから、
小生は雨宮家に、愚妻には蝿田家への参列を割り振った。
さて、雨宮家の親族の訃報だが、
体力増強、健康促進のため、
「マリンスパあたみ」プール内にて、
歩行トレーニング中に気分が悪くなり、プールサイドで倒れた。との報告が、
熱海市の観光経済部観光施設課の
小松担当職員の口から、死因は、
心筋梗塞ではなくクモ膜下出血であるとの説明を受けた。
この「マリンスパあたみ」、毎年膨らむ赤字に耐えきれず、
熱海市の指定管理者制度に則り、
昨年から、明治スポーツ、NTTファシリティーズの共同事業体に
民間委託されており、
事故対策には万全な緊急連絡体系が整っているといい、
事故当日も、救護班によるAED措置など施されたのだが、
その介空しく、帰らぬ人となった。と、事故当時の様子を知らされた。
今後、このアクシデントを機に、観光客も多く利用していることから、
”高齢者”への危機管理体制強化へ、
官民一体となった、
”無理をしない健康維持と利用マニュアル”の早期導入が求められそうである。