旅慣れているはずの小生だが、
昨夜は、寒さに震え、
ズボンとタートルセーターで、
一泊3,500円という、
リーズナブルなホテルの夜を耐え忍びつつ、
無駄を省こうと、
地元の顔を生かして予約してくれた、
「王」さんの顔を潰すまいと、
朝食をご一緒したが、
他のメンバーからも、
ー急に寒くなったようで暖房があまり利かなかったーと、
「王」さんの好意をくみ取りつつ、
全員が寒さに震えたようで、松本哲治氏を除いた全員が、
シャワーを浴びず完全防寒スタイルで、
板のように固いベッドで夜が明けるのを待ったようだ。
そんなこんなで、
日照市の水産加工会社「日照美佳食品公司」に向かう前に、
「イボウ国際金融大酒店」(WEIFANG INTERNATIONAL HOTEL)に、チェンジし、
全員の荷物を預け、
昨日訪問した商社、
「出口商品基地建設公司」の、
横綱朝青龍似の「付」さんの案内で、
一行8人を乗せたワンボックスカーで、
ウィファン市から日照市、そして青島市と、
同じ山東省内にある水産加工会社3社を訪問するため、
片道300キロ、
往復600キロというハードな行程に臨んだのである。
メンバーは、
さすぼし蒲鉾の小野部長と通訳の王さん。(写真左より)
松本哲治氏、さすぼし蒲鉾古牧社長と
塩野スカイパートナー社長(写真左から)、
小生と運転手さんの合わせて8名。
昨今の輸入食材に関する安全管理の問題で、
中国への信頼度が問われる中、
野菜や水産加工品など、
日本への食品輸出を軸に経済成長を続けてきた
中国山東省だが、
サブプライムローン等による、景気減速のあおりを受けているのか、
ここにきて、輸出にブレーキがかかっており、
今日訪問した食品加工会社2社も、
国や商社の方針に沿って、
イギリスを始めとしたヨーロッパ方面へシフトしているという。
ただ、工場内を見学して確信したのだが、
食品衛生面においては、
徹底した管理体制がひかれており、
水産加工品の製造過程に立ち会ってみて、
問題点の絞り込みが可能となってくるのだが・・・・・。
さて、ホテルのグレードは上がり、
各部屋にはネットフリーのPCが備えてあるものの、
持ち込みのモバイルから、
静止画添付のブログアップに時間がかかっているが、
今日4日は、
熱海市議会12月定例会での、
質問通告書の締切日である。
もっとも、出国する前に提出済みではあるが、
山東省でのビジネス交渉については、
前記したように、
訪問先も多く時間的制約もあり、
まず、通告案件も挟んでご案内することに。
///////// 憲三の12月議会 通告書 ///////////
1、斉藤市長は
、
世界的景気減速が
熱海に及ぼす影響をどのように捉えているのか。また、
窮地に陥らないよう、
どのような打開策をもって観光戦略とするのか。
2、特養施設伊豆海の郷への駐車場新規貸与を、
担当常任委員会や議会の承認を得ることな
く3年間の期間延長を決めたが、
秘密裏に締結するような“密約”が存在するのか。また、
ないとするなら、
白紙撤回して新たに検討できないのか。
3、今年度職員退職者数と退職金総額。
その最高額と最低額、平均金額を開示し、
退職金が退職手当債で補填しているとすれば、
市民への負担はどのような形で圧し掛かってくるのか。
(つづく)