昨日は、
”断酒満2周年”記念を、
松本哲治氏(タックワールド)から、
大阪「心斎橋グランドサウナ」6階のレストランで、
”豚キムチ定食”と水で祝福された。
カプセル内のテレビで、
”K-1″を観戦しそのまま眠り、
で、今朝は、
大阪「心斎橋グランドサウナ」を、
午前8時30分にチェックアウトする。
松本哲治氏が
上京するということで、
朝食は定番の、
なんば「新歌舞伎座」横、
”なかおか珈琲店”のモーニングセットで満たす。
バタートーストに、
キャベツを刻んだミニサラダを挟み、
お変わり自由の
炭火焼コーヒーの焦げた香が、
一日の始まりを元気付ける。
昨日は、
飯田電子設計社長からご紹介された、
大阪市西淀川市にお住まいの、
「トガ紀久代」さんと、(木へんに母のトガさんです)
移動困難者の避難誘導と
ユニバーサルデザイン観光についてのお話を伺うため、
午後3時に、
新大阪駅中央入口「千成ひょうたん付近」で
お会いする約束となっていたが、
福祉や介護のボランティア活動を支援する、
松本氏と相談し、
ー車椅子をお使いなら、
時間調整してこちらから伺うーということで、
喫茶店から、
そのままタクシーで西淀川に向かった。
出迎えてくれたのは、
ご主人で、
一級建築士・一級施工管理技師の
「トガ章夫」氏(株式会社輝章社長)だった。
www.ud-passion.com/
マンションの一室に案内されると、
紀久代さんは玄関で、
車椅子から身を乗り出し
笑顔で出迎えて頂いた。
聞けば、
現在55歳の彼女が、
約30年前に、
ご主人の運転する車に乗り、
赤信号で停車中に事故に遭遇したといい、
(トガご夫妻)
土砂満載の10トントラックと
後ろから追突してきた11トン保冷車に挟まれ、
全身打撲の重症となり、
九死に一生を得たのだが、
頭痛、耳鳴り、めまい、背中の痛み、
腰の痛みなどの、
むち打ち症に悩まされ
ついには、
重度の身障者となっただけでなく、
事故から20年後に、
呼吸が止まる症状や
体から生肉が引きちぎられていくような痛み
頭蓋骨の中が焼けそうなほど熱くなり、
耳の奥には蝉が宿り、
鳴き続けているような音に悩まされ、
頻繁に救急車のお世話になり、
その後、
治療法を求め、
あちらこちらと病院を渡り歩いたものの、
むち打ち症から一歩も踏み込めず、
症状は悪化の一途をたどり、
医師を信用できなくなるほど
精神的にの落ち込んだが、
ついに、
神様が手を差し伸べてくれたのか、
神奈川県平塚市内の病院で、
”低髄液圧症候群”と診断され、
ウソのように痛みが軽減されたと顔を崩した。
この医師こそ、
現在「国際医療福祉大学熱海病院」で活躍中の、
”脳脊髄液減少症”の第一発見者である、篠永先生だった。
(黒ニンニクをプレゼントする松本氏)
この後も、
多くのエピソードやご苦労話、
大阪産業大学「大学院工学研究科 アントレフレナー専攻」
客員講師として、また、
「特定非営利活動法人サンクラブ」の
www.togakikuyo.com/
理事長として、
東大阪難病者連絡会等で講演を続ける一方、
福祉関係の特集番組に出演するなど、
移動困難者の避難誘導と
ユニバーサルデザイン観光についての普及活動を続けている。
治療に、
「国際医療福祉大学熱海病院」を訪れ、
熱海市にも、
担当職員を通じて
上記の普及について話し合いの場を持ったが、
理解してもらうには、
時間が少なすぎるとして、
小生に白羽の矢が立ったようである。
今後、このテーマについては、
担当職員さんの意見も伺いながら、
適切な報告ができるように努力したいと、
マンションを後にしたが、
重度の身障者とは思えない、
爽やかで自信に満ちた笑顔が焼きついて離れなかった。
新大阪駅では、
ホームに新幹線試験車”ドクターイエロー”が停車しており、
デジカメに治め、
松本氏とは、
名古屋駅まで「のぞみ」にお付き合いし、
その後「こだま」に乗り継ぎ、
午後2時57分に「熱海駅」に到着した。
今回の大阪出張は、
全てにおいて実り多い案件が目白押しだった。
また昨日は、
高須基仁氏(モッツ出版)より、
来週の週刊新潮掲載記事について、
”とある”情報が入ったので、
熱海市内の関係者に事前報告を済ませた。
明日は、
熱海市議会9月定例会最終本会議だが、
補正予算は
賛成多数で採決されるようだ。