今朝も、
高橋弘会長(万葉倶楽部)から電話が入った。
”新庁舎建設計画”を断念した、
斎藤市長への称賛と、
ゼファー倒産によって
熱海市に
建設計画を持ち込んでいた、
大型高層ホテル構想はどうなるのか、など、
熱海市に絡んだ
情報交換に時間を費やした。
詳しい話は、
あす朝、
韮山カントリークラブで、
日本ジャンボー恒例のコンペで、
一緒に回りながら
ということで電話を切る。
ただ、
新庁舎建設計画断念に関して、
昨日のブログを少し補足すると、
表向き、
学校等の耐震事業優先や、
後期高齢者医療への、
一般会計からの大幅な繰り入れによる、
財政上の問題を理由に、
無期延期(断念)したようだが、
リース会社としても、
原油高、資材高騰で、
建設費が計画時の倍近く跳ね上がり、
サブプライムローン問題による、
金融関係の
貸し渋り貸し剥がしが急で、
資金手当上の問題も浮上しており、
年間3億円でも、
引き受け手がいないというのが実情のようだ。
これまで、
前市長の案件だった
新庁舎建設計画は、
斉藤市長誕生(平成18年9月)後に、
建設が延長されたものの、
推進派議員の
抵抗圧力に屈する形で、
規模を縮小するなどして、
昨年度中に
基本設計が決定する予定だったが、
景観デザイン会議(市当局が専門家に依頼)等の
意見を基に、
提示された
3つの”外観デザイン案”を、
市民投票などして
基本案を絞ってきたが、
デザイン等に関する最終案が
2転3点し計画は前に進まなかった。
今後、
庁舎建設早期推進派議員から、
これまでに使途した、
”3億円”もの庁舎建設関係経費をたてに、
斉藤市長に対する、
政治責任を追及する動きも予測されるが、
熱海市議会としても、
基幹産業の破綻続きで、
今後の税収増が全く見込めないどころか、
今後、
下水道料金の更なるアップと、
ゴミの有料化が避けられない状況とあって、
赤字財政のもと、
米櫃がカラのままでは、
追い込む方にも、
市民が圧死しても、
自分たちだけが助かりたいのかという、
”KY”議員の
レッテルを貼られかねず、
9月定例会が注目される所以である。
さて、
ゼファーの民事再生を受けて、
今朝の新聞には、
熱海でのホテル計画は、
再生計画を立てる中で決めていきたいと、
関係者のコメントが載っていたが、
(熱海東海岸町”ゼファー熱海ビーチタワーとホテル計画地)
(ホテル計画図面)
小生の手元には、
計画も含めた売却書類が届いている。
その額”40億円”。
高いか安いか、
小生はこの場所こそ、
「熱海再生」に欠かすことのできない、
外資系ホテル誘致に、
最高の立地条件として働きかけるべきだと、
9月定例会での
案件の一つとして通告する予定である。