12月定例会”けんぞう”の「質問通告書」(1)

齊藤市長の、
「財政危機宣言」をめぐり、
新聞、テレビ等のメディアからの、
取材が殺到している。
「財政危機宣言」については、
県下では、
昨年の「富士宮市」、今年春の「下田市」に続いて、
3番目ということで、
然したる珍しさもないのだが、
財政破綻した「夕張市」の
市民に与える様々な悪影響が、
連日報道されており、
日本を代表する観光地として、
業界や、
市民に与えた”インパクト”は
想像以上に強かったようである。
”夕張市”を引き合いに出しての
”財政危機宣言”とは
大きく異なるとはいうものの、
この時期、
この発言についての賛否が渦巻いているが、
基幹産業長期低迷による慢性的税収不足は、
巨額滞納、不能欠損処理による起債頼みの、
ハコモノ公共事業連発と、
借金漬けの後遺症が、
足元に忍び寄っていることには変わりはない。
市長自らの発言によるマスコミ殺到。
財政危機宣言をきっかけに、
閉塞した”観光地”再生に、
どのような手腕を発揮するのか。
市民の皆様には、
一人でも多く「12月定例会」を
傍聴して頂く事をこの場を借りてお願いしたい。
さて、昨夜午後7時過ぎに、
「渡辺周」衆議院議員から、
新幹線で
「鈴木宗男」衆議院議員とバッタリ出会い、
12月12日(火)に予定している
小生の「市政報告懇親会」の話に言及し、
時間を調整して出席したいとの、
コメントを頂いた。
先の衆議院選では、
小生の後援会あげて応援させて頂き、
多くの友人知人にも紹介してきた。
貞方邦介氏(アルカサバ社長)の、
別館内覧会にも出席しており、
12日当日は、
是非とも顔を見せて頂きたいもの。
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熱海市議会12月定例会での、
小生の登壇は、
12日午後2時20分と決定。
通告してある議案に対する質疑と、
一般質問に関しては、
下記の通りである。
議案第56号一般会計補正予算から
①生活保護世帯への扶助費約1億2300万円のうち
8,500万円”が医療費というが、
この現象で
各医療施設の
一般入院患者のベット数に与える影響はないか。
②多くの市民の反対を押し切り、
2億4千万円もの赤字を垂れ流し、
財政再建への重大な失政となった
「熱海花の博覧会」だが、
責任の所在を曖昧にしたまま
未だ出店料回収に至っておらず、
血税を使っての提訴など論外。
前市長か
実行委員長が
責任を持って対処すべきではないのか。
一般質問
①齊藤市政は、
観光戦略室、退職金手当返上や365日開庁など
キャッチフレーズは華々しいが、
生活密着型の
即効的経済政策がないのは何故か。
②水道料金15%値上げは、(来年3月議会では上程しない)
総務省や県から策定を迫られている
「健全財政再建プラン」の一環とすれば、
熱海市は“夕張市”と同じ
自治体倒産の危機的状況にあるのか。
(つづく)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

2 Comments

  1. おはよう ございます。今ブログに記事「熱海市と 夕張市は違う!」を書き始めて このSiteを拝見しました。小生は前に ブログ「生産性の真実!」に「夕張市政の お先真っ暗http://blogs.yahoo.co.jp/okinojyoujp/42260293.html」を書きましたが、今度は夕張の問題が 〝市の 戦術(どう遣るかの)ミス〟であるのに対して、熱海の問題は 〝国家的な 戦略(何を遣るかの)ミス〟だ…と云うつもりでした。従って 村山さんの見方には共感があります。問題は 〝それをどにように 国に訴えて行くか〟ですね。夕張については以前 147に「夕張市破綻と 埋没原価」を書いています。◇

  2. ありがとうございます。
    早速読ませて頂きます。
    今後とも、
    お知恵を拝借できれば幸甚に存じます。

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