月が替わった今朝は、
鹿児島市内のホテルで目を覚ます。
テレビを点けると
ガソリンを始め、
物価が一斉に値上げすると
報じていた。
小生の家業や、
熱海市民の生活、
基幹産業に与える打撃を考えると、
ホテルの窓に広がる
曇天の空と重なり、
憂鬱な朝となる。
とはいえ、
観光地熱海の、
”生き残るヒント”を探る目的で、
昨日から、
熱海市議会「観光福祉委員会」の
行政視察で、
鹿児島市を訪問した。
現地までは、
羽田から”JAL1867”便に搭乗、
午後1時20分には、
定刻どおり、
鹿児島空港に着陸した。
空港玄関には、
豊富な温泉を強調するように、
足湯を設置して、
空からの観光客をウエルカムしていた。
市役所までは、
連絡バスで市役所まで。
鹿児島市役所では、
秋広副議長から
歓迎の言葉を頂戴したあと、
平成18年度の、
鹿児島市観光統計をもとに、
「鹿児島市観光未来戦略」と、
「かごしまの新特産品コンクール」について、
懇切丁寧な説明を受けた。
鹿児島は、
島津氏の城下町として発展し、
明治維新において、
幾多の英傑を輩出、
教育、文化等
各界の大家を続出させ、
平成16年には、
合併により、
60万都市となり、
九州新幹線の開通とともに、
外国人観光客の増加など、
全体としては、
宿泊・日帰りとも増え、
今年の、
入り込み観光客数は、
前年比4,8%増の、
”266万4千人”となったと説明を受けた。
来年には、
NHKの大河ドラマ「篤姫」が放映されることで、
更なる
観光客誘致戦略を用意していた。
さて
時間の関係で、
詳細は後日とするが、
驚いたことに、
鹿児島と熱海市、
「篤姫」の歴史の中にも、
しっかりと刻み込まれていたのである。
(つづく)