「孫」さんの観光誘客への提言

今日から、
小生が所属する、
熱海市議会の
常任委員会の一つ、
「観光福祉委員会」の
行政視察に出発する。
視察は
今日から2泊3日。
視察先は、
「鹿児島市役所」、「熊本市役所」の二市。
鹿児島では、
”鹿児島市の観光未来戦略”,
”かごしまの新特産品コンクール”について、
熊本では、
”くまもとのよかみやげコンクール”についてと、
”観光立市くまもと都市宣言をふまえての観光施策”について等、
他の観光地が取り組み、
実績を高めている、
”地場産業”の創出と発信、
観光戦略などの
研修視察がテーマとなる。
ただ、
議員の
研修視察に関しては、
財政危機を前にして、
市民や、
議会の各会派からも、
廃止やむなしの声も大きく、
来年度からの実施は不透明だが、
小生としては、
”会派”ごとの視察は
廃止しても、
各常任委員会の視察については、
一考の余地があると考えている。
”珠海市からの
研修職員”「孫」さんの、
レポートのあるように、
特色ある「観光地」を標榜するなら、
時代の流れに沿った、
テーマ毎に、
観光立市「熱海」の議員としては、
視察によって、
見聞を広げることも、
責務の一つだと思っているのだが・・・。
さて、
昨日の続きだが、
早速、
「孫」さんのレポートの続きをご紹介したい。
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「国際観光温泉文化都市」を目指しているまちとしては、
外国人向けに対応できる人材が少なく、
観光パンフレットや資料にも、
不十分なところがあります。
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例えば、
サンビーチは、
中国語で(中略)四通りに翻訳されていて、
もちろん意味は大体同じですが、
観光名所の名前が同一できなくては、
外国人観光客にとって、
大変迷惑です。
小さいことではありますが、
外国人観光客にとっては、
自分の国の言葉で交流できる、
自分の国の言葉で出来た、
観光パンフレットが、
一番印象に残るはずです。
8月に、
東京インフォメーションセンターと
観光商工課の皆さんや
梅娘たちと一緒に、
東京麻布十番キャンペーンに参加して、
真夏の太陽の下で、
観光PRを行いました。
熱海ウエットティシュの配布や
初島ところてん、
熱海梅酒の試飲なども行いましたが、
それが終わってからは、
時間がたつのを待つだけでした。
熱海の観光PRが
ただの配布や
試飲で終わったような気がしました。
単位頑張るのだけでなく、
熱海らしく、
もっと豊富な内容で
積極的にPRを行ってほしいです。
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「孫」さんの報告を、
市長以下、
担当部課の職員が
どのように感じたのか。
小生としては、
単なるレポートとして、
ファイルするだけでは、
”もったいない”、
”素”の意見がてんこ盛りで、
外国人観光客だけでなく、
国内の一般観光客へ誘致対策への、
一助としなければ、
”税金”使途しての
研修生招致の意味はない。
かく言う小生も、
今回の視察において、
ある面、
”ソン的視点”に立ち、
九州を代表する観光地を参考にして、
熱海市が、
全国発信できる、
”特産品”開発や、
観光客誘致戦略をツカミ、
それを”議会”に反映することで、
議員視察は
”ムダ”という声に、
応えられれば幸いである。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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