今朝10時から”庁舎5階会議室”では、
「観光福祉委員会」が開催され、
平成19年3月定例会提出予定案件について、
平成19年度熱海市一般会計予算から、
伊豆山神社公衆トイレ、
新築工事の請負契約解除による損害賠償請求額の決定まで、
専決処分の報告まで、
16項目の委員会所管議案が審議された。
各会派の政調会で、
こうした提出予定案件については、
事前に協議されていたのだが、
委員会は、
昼食時の一時間を挟んで、
午後2時まで質疑応答が繰り返された。
小生は、
介護費や国保への負担金の増大を危惧し、
敬老記念行事を大々的に行わず、
各町内会単位での祝宴で止められないのか。
「澤田政廣記念美術館」と、
「起雲閣」の年間維持管理費との差額が、
約1,000万円しか違わないことに異論を挟み、
”I箱根”との間で締結された、
高額な賃貸契約のもと長期間に渡って、
賃借料を支払い続けてきたことへの疑念と、
土地を早期買収することで、
維持管理費の適正化を促したものの、
善処したいとかわされた。
この他、
商店街活性化策として計上された、
空き店舗対策の具体的な方向性や、
総工費4億円を見込む、
小山臨海公園プール建設事業に対して、
齊藤市長にその必要性を質すなど、
多岐に渡って質問させていただいた。
また、その他では、
前熱海市長が提訴されていた、
「熱海花の博覧会」の巨額赤字に関する、
損害賠償請求権行使請求事件(花博裁判)が結審し、
判決が出たことが報告された。
この事件は、
花博準備のための補助金1,200万円と、
花博補助金1億5千万円の各支出に係る訴えだったが、
適法な監査請求を欠いているとして却下された。
補助金2億4千800万円の返還の訴えについても、
理由が無いとして棄却され、
熱海市の勝訴となった。
訴えの提起に関しては、
今後原告側の出方が注目されるものの、
この熱海単独事業だった、
「熱海花の博覧会」は、
大多数の来場者からの顰蹙を買い、
イベント総合プロデューサーには、
途中で逃げられ、
未だに店舗賃貸料が数件未払いと、
最初から最後まで、
大多数の市民の反対を押し切ってたあげく、
来場者からは苦情のオンパレードで、
儲けたのは、
ごく一部の”土建屋”だけという
風評だけを残しており、
結審したとはいえ、
イベント賛成派議員(当時)にとっては、
”一蓮托生”結果責任追求という意味でも、
今度の選挙では、
逆風となっているようである。