小春日和を電子辞書で検索すると、
”小六月”、
陰暦10月の異称と出ていた。
今日は11月5日だから、
当然、”霜降月”なのだが、
熱海市内は、
朝から晴天が広がり、
絶好の行楽日となり、
足湯で癒す”旅人”たちの表情には、
小春日和を思わせる、
和みの連帯感が広がっていた。
「高須基仁」氏(モッズ出版)を迎えに、
熱海駅に着いたのは、
午後12時40分を少し過ぎていたが、
改札口周辺には、
JRを利用する乗降客で、
ごった返していた。
常日頃お世話になっている、
”駅番”さんに、
ー混んでますね~-と、
連休の期間中、
駅の旅館案内人さんたちに、
稼ぎを齎せただろう、
宿泊客を念頭に声をかけたのだが、
ー連休も稼げません。
インターネットの普及で、
私たちは、
お客様が検索した”旅館”・”ホテル、
寮・保養所までの道案内人を担うことのほうが、
最近は多くなりましてー
この道”50年”の、
熱海駅前番頭組合所属の、
ベテランは、
目の前を素通りしていく、
旅行客に、
半ば諦めにもにた”ため息”を漏らす。
熱海駅といえば、
駅舎改築を”熱海活性化”への一計に、
熱海市当局は
”JRサイド”に対して、
政治家等を介すなど、
様々なアプローチを模索して、
嘆願してきたが、
未だ”方向性”を話し合う、
テーブルに付くことなく今日まで来ている。
40億円の巨費を投入する、
「新庁舎建設」をめぐり、
新市長は就任直後から、
”市民のコンセンサス”を得て決めたい。
場合によっては、
白紙撤回もありうるとの、
所信を隠さないのだが、
選挙期間中、
この熱海駅前を基点として、
活動してきた”市長”さんのこと、
ひょとして、
コスト削減も視野に、
「熱海駅舎」と合同庁舎としての
プラニングを作成し、
JR(東日本&東海)に働きかけ、
観光駅として、
定住人口確保への通勤駅の切り札として、
”だめもと”という、
大胆な新構想をお持ちだとしたら、
公約どおりに、
「熱海改革元年」となるのだが・・。
まっ、こうした、
実現不可能な希望的観測が湧いてくるのも、
メディア仕掛け人、
高須基仁氏の、
熱海路地裏再生プロジェクト(仮称)への
実現可能な
発想に期待しているからでもある。
午後1時10分、
高須氏が改札口に姿を見せる。
食事前に、
中央町、浜町、
渚町の、
”路地と横丁”に絞って”ロケ・ハン”することに。
続きはまた明日。