熱海市のローカルニュースから

今朝のローカル紙のトップは、
「熱海市政」を、
3期12年務めた、
前市長の退任式についてだった。
職員時代も含め、
「45年間」在籍した庁舎との別れに、
感慨深いものが過ぎるのか、
これまで掲げてきた、
施策を振り返りながらも、
文化の必要性を軸に、
訴えてきたが、
有権者の理解が得られなかった、と、
無念さを滲ませながらも、
新しい市長を中心に、
難局を乗り越え、
市民のために頑張って欲しいと、
職員を前に、
最後の挨拶をした。
またこれまで
市政運営を支えてきた、
助役・収入役も揃って辞めることから、
各々、
市長選後大きく変化する、
市役所における、
職員の健康や遵法精神のもと、
公正公平な住民サービスに努めるようにと、
挨拶を締めくくっていた。
小生にしても、
平成6年以来、
一貫して反体制を貫き、
今回の市長選でも、
現職の足を引っ張る側に回り、、
結果的に
市長交代が実現したのだが、
今朝の地元紙を見ながら、
過去の経緯を思い浮かべながら、
拍子抜けの感も否めなかった。
振り返れば、
62票という僅差で、
新人候補が見事”新市長”に輝いた
”熱海市長選”だが、
投票締め切り前から、
大胆な論拠をあげ、
見事に”的中”させたのが、
タブロイド情報紙、
「東海新報」だった。
この情報紙は、
熱海・湯河原の議会情報を元に、
30年以上発行されており、
情報収集力には定評がある。
編集発行人「O」氏は、
小生に情報紙を配りながら、
メモ用紙を取り出し、
ー当選ラインは、10,000票を下回るかもーと、
当選者の名前こそ伏せてはいたものの、
上位3候補について、
結果的に”1,000票”前後の差で記入し、
見出しでも、
”現職”危うしのシグナルを送っていた。
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新市長は記者会見の席で、
市民の命と財産を守ると抱負を語り、
市役所の改革を掲げ、
副市長二人制や、
熱海市新庁舎の
設計コンペ延期をぶち上げた。
ただ、
この新庁舎問題に関しては、
12日開催された、
熱海市市議会の
「庁舎建設等特別委員会」で、
ー中止に出来ないから延期するーと、
委員長の説明に、
各委員から、
延期の理由や経緯などに関して、
基本設計業務委託など、
議決したことを覆すのは、
議会軽視だとする、
異論や批判が相次いだようだ。
また”副市長二人制”の候補者として、
前財政部長「S]氏の名前や、
県職員出向説などが囁かれている。
いずれにしても”小生”、
今後とも、
市民の税金の使途をシッカリ見極め、
市民の不満を
市政に代弁していくことが使命であり、
是々非々の立場で、
新市長の舵取りを見極めていくことには、
何ら変わりはないのであるが、
新市長を支える2人の議員とは、
市議会での勉強会、
「11会」を通して気心が知れている。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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