コーカサスの赤い風”1993”(3)

午前10時44分発「ひかり」に乗車、
午後12時59分に”新大阪駅”に到着した。
新聞は昨夜投票結果の出た、、
千葉7区の衆議院補欠選挙結果を
大々的に報じている。
民主党候補が僅差で当選したことで、
今後の参議院線を含む、
国政選挙を占う意味でも、
重要な選挙結果と分析している。
ぶっ壊し屋”純一郎”から解体屋”一郎”へ。
この流れを追い風に、
9月の熱海市長選挙で、
立候補を噂されている、
民主党系元官僚”S”氏には、
出馬へ向けて弾みがついた?
選挙結果ではなかったか。
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「コーカサスの赤い風」を、
東名新聞紙上で連載したのは、
遡ること、13年前。
ブログに掲載してから、
その当時の”新聞”を保管して頂いた方から、
”ラムザン”が旧ソ連邦へ帰国する前、
熱海市を訪れた時の記録を掲載した、
東名新聞を
コピーして頂いた.ので、
当時、協栄ボクシングジムに所属していた、
”ラムザン”を含む、
旧ソ連人ボクサーについて、
少し補足したい。
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ラムザン以外のヘビー級ボクサーで、
1985年のワールドカップ優勝者だった、
”ヤコブレフ”は、
マイクタイソン挑戦の最有力候補と、
期待されていたが、
プロ第二戦でアメリカの無名選手に敗北。
このヘビー級の三人より遅れてデビューした、
ソウルオリンピックスパーヘビー級銅メダリスト、
”ミロシニ・アレキサンダー”も、
国内戦三連勝したものの”ダルファイト”が続き、
期待はずれだった。
この三人に代わって期待以上の活躍をしたのが、
軽量級の三人。
17歳のときからソ連のトップとして、
戦績を残している、
”ヤノスキー”は、
31歳でソウルオリンピック金メダリストに輝き、
現在も6戦六勝、4KO、
今年の3月9日、
アメリカ人の”リック吉村”(八戸帝拳)を
10R判定で破り、
日本ジュニア・ウエルター級チャンピオンの座に
ソ連人ボクサーとして始めてついた。
”グッシー・ナザロフ”も、5戦五勝5KO。
チャコフ・ユーリー”も、7戦七勝の戦績で、
世界の頂点にと大きく期待されている。
ソ連側の選手のまとめ役のラムザンは、
異種格闘技に転身、
6月12日東京・武道館で、
新日本プロレスの”橋本真也”との戦いに挑んだ。
試合は3ラウンド1分8秒、
橋本の水面蹴りからのハイキックを
顎に受け、KO負けした。
    (1992年、ラーメンハウス”Ya~Ya~屋にて、他のお客とラムザン)
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ラムザンは、
チェチェン・イングーシ自治共和国に属し、
エリツィン大統領のもと、
諸外国との独自交渉権をもって、
経済立て直しを図るという共和国の
意を受け、
日本との交流を渇望している。
政治的未解決の問題は
大きく両国間に横たわっているものの、
民間交流の中で、
解決の糸口を探っていくことも無駄ではあるまい。
政治的にソ連国内の動きは当分、
深刻な状態が続くものと見られている。
        (1992年中央町小生の事務所にて、ラムザンと)
s-200640210.jpg
ゴルバチョフ政権を支えてきた、
シュワルナゼ前外相とヤコブレフ大統領顧問が、
ソ連共産党を離党、
「民主新党」結成に向けて動きが活発である。
これは、共産党の分裂をめざした
運動になるものと予想され、
新党結成の目するところは、
共産党書記長、「ゴルバチョフ大統領」を取り込み、
7月17日にロシア大統領に就任する、
”エリチィン”との、
協力関係を強固なものにし、
「民主国家政権」を築くことにあり、
保守派との綱引き如何によっては、
早期西洋型社会民主主義国家に
生まれ変わると専門家は分析している。
といっても、
共産党保守派は、
軍部、国家保安委員会(KGB)、中央省庁、
地方の行政機関・大企業などを抑えており、
新党結成に断固反撃の手を
加えてくることも予想される。
だが東欧における社会主義国家の崩壊は、
民主運動から大きなうねりとなって、
旧体制を打破したもの。
ソ連邦においても、
民族・宗教など雑多な複合国家であり、
保守派の思惑では、経済の維持は困難。
ラムザン氏の言動の中にも、
既に社会民主主義国家に推移していくのではと、
期待される点が随所にあった。
ラムザン氏は、
観光都市「熱海」の景観や構造に興味を示し、
”チェチンン・イングーシ自治共和国”と、
何らかのつながりを持ちたいと、
熱海市の資料を持ち帰り、
帰国後、関係者に説明するという。
早ければ今年の9月に再度、
関係者を伴って来日したいと、
本紙に
招聘先のプロダクションを通じて連絡があった。
(つづく)

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