知人の訃報が相次いだ。
一人は、ポール牧さん。
もう一人は、熱海市駅前で測量会社「山本工務所」の山本美章社長。
まだ、58才の早すぎるご逝去。
その経歴や役職からにじむ才能と手腕。
ワイズメンズクラブの重鎮としての
存在感などを含め、謹んで哀悼の意を表させて頂いた。
葬儀は、「西村葬儀店」が仕切った。
葬儀屋さんといえば、
伊丹十三監督の「お葬式」を必ず思い出すが、
この葬儀屋さんの「石村孝治」社長さん
(焼き鳥屋 千ちゃんカウンターに座る、石村孝治さん(こ~ちゃん))
の存在も必ず頭に浮かんでくる。
熱海市では現在、葬儀産業が乱立しているが、一昔前は
葬儀と言えば、「こ~ちゃん」。
というほど、市民の間にインプットされているからだ。
石村氏の義父「故石村忠信」氏は北海道出身。
熱海市役所「公営企業部長」を退職後、
「西村葬儀店」を継承するかたわら、
地元の日刊紙「伊豆毎日新聞」の主幹としてご活躍された。
昭和53年、小生が熱海市議会補欠選挙に出馬した際から
公私にわたりお世話になった。
何故か、石村さんのご子息には小生のセガレが色々ご指導頂いている。
石村氏が現れると小生の運が”ツク”のである。
災難は最小限で収まり、金運も運んでくる。
(後日詳細)
葬儀屋の「こ~ちゃん」は、小生にとっては、
誠に有り難い存在なのである。
葬儀では会えるものの、
プライベートではなかなか会えない。
ところが、山本氏の葬儀を終えたその夕方、
「こ~ちゃん」が小生の事務所にフラリと
ゲンチャリで現れた。
わざわざ、大変に有り難いご挨拶をお運び頂いたのである。
さて、熱海市内の方々は、石村さんのことを
「こ~ちゃん」という愛称で呼ぶ。
「こ~ちゃん」は日大出身で、
実家は熱海駅前の土産屋の老舗「丹那屋」の次男。
人望が厚く、市内では人気者の一人。
ワイズメンズクラブにも所属しており、
市内の情報がかなり高い確率で入手できる、ネットワークを持っている。
「久しぶりに呑りますか」という、話になった。
午後7時過ぎに、小生の事務所近くの焼鳥屋「千ちゃん」へ。
故山本氏のご冥福を祈りつつ、今巷間飛んでいる、
熱海市内の情報、
”葬儀屋さんの料金の算出方法”や同業他店の仕組み、
「ニューフジヤホテル」法人交代と業者の反応と今後の方向性、
「岡本ホテル」の300円ランチの評判と近隣軽食屋さんへのダメージ、
等々の題材を、
「生ビール」と焼酎で薄めながら、始めたのである。
今度はどんな”ツキ”を運んでくれるのか
今夜は非常に楽しみである。