昨夜、帝国ホテル(富士の間)にて、
野村克也前楽天イーグルス監督のプロ野球通算1500勝と、
名誉監督就任を祝うパーティーが開催された。小生も野村ご夫妻と振興のある、
友人ご夫妻と招待されたこともあり出席する。会場入り口には、
大勢のマスコミ班が対象となる来賓の到着を待って、カメラの砲列を敷いていた。
開催時間に合わせ、北の湖親方、野中広務氏、鳩山邦夫氏、
田原総一郎氏、DR中松、原辰徳巨人軍監督、中曽根康弘大勲位、
発起人も続々登場して会場を華やかにした。会場内では、
国会タイムズ時代の知った顔も多く見られ、名刺交換する等
和気あいあいの雰囲気の中、約800人の招待客を集めスタートした。
詳細はネットやテレビ、動画を通してみて頂くとして、
別の観点から見た感想を述べたい。個性的で魅力ある発起人やゲストの中で、
オーラーを放っていたのが、野中広務元自民党幹事長だった。
小柄な体から発散するエネルギーを感じ取り、目を離さずいた。
野村克也氏とは同郷のよしみと言う事で祝辞を述べたが、言葉の重みと、
説得力が会場を圧倒し存在感を見せつけた。野中氏の席には、
鳩山邦夫氏等が近寄り耳打ちする姿に、自民党政権全盛期の
国会中継が重なって見える。対立軸の急先鋒だった野中氏。
小沢問題に揺れる国会において、どのような戦略を囁いたのか
気になるところでもある。また、宴が大団円を迎える時間に、
EXZILEがサプライズゲストとして舞台に登場し会場を一気に盛り上げた。
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監督としての成績だけでなく、選手としても大記録を持つ野村克也氏。
スピーチの中でもプロアマ問わず、監督を続けたい。と、話しており事実、
野球協定に抵触しない、2〜3の野球チームからお誘いがあるようだ。ならば、
いっそ、どうだろうか。大胆すぎて実現不可能なプランなのだが、
熱海高校野球部監督として、ズバリ、
熱海市挙げて招請してみてはどうだろうか。過去にはシダックスの監督として
武田勝投手(現日ハム)を育てており、静岡県にも縁がある。その頃だろうか、
伊東市宇佐見にも別荘を構えていたこともあり、
中曽根康弘大勲位の発起人挨拶から引用すれば、
”随縁”に従がえば自ずから結ばれて行く”結縁”となり、条件次第では
正夢となるやも知れないのである。そうなれば、熱海再生は多方面で可能となり、
仙台の町を活性化させた実績と照らし合わせ、来る3月14日(日)
熱海市観光会館で開催予定の
「野村再生工場in熱海」のトークショーで、直接本人に問いかけてみるのも、
一考だと、帰りの新幹線の中で夢見たのである。