熱海梅園の有料化への流れが加速している。これまで、
梅祭り期間中の特定業者による施設内売店業者の権利期限や
60万人ともカウントされた鑑梅者数とまちなかに流れて来ない行政指導への
不満は大きく、例え有料化になったとしても、
熱海市内には流れて来ないとする、観光団体や業界筋の諦めにも似た
ため息は深く、管理者や料金設定も含み、3月議会での激しい議論も予測される。
そんな状況下、シーズンを狙った周辺住民と宿泊施設とのコラボレーション、
積極的な看板戦略に注目が集まっている。この看板作戦の狙いは早くも的中し、
小生にもとあるメディアからの問い合わせもあり、現場をバイクで視察する。
立て看板を出すには、熱海市屋外広告物条例が策定されており、
屋外広告物法では、屋外広告物を下記の四つの要件を満たすものとしている。
1、常時又は一定の期間継続して表示されるもの。
2、屋外で表示されるもの
3、公衆(不特定多数人)に対して表示されるもの。
(駅の構内等特定の人に対して表意戯れるものは含まない)
4、看板・立て看板・張り紙や広告塔・広告板や建物等やこれらに類するもの。とし、
早い話し、熱海市の良好な景観形成または、風致の維持及び公衆に対する
危害防止のため、野外広告法に基づき、熱海市でも一定のルールを定め、
色彩や大きさ等を制限している。このPR戦略についても、当局の指導により、
下記の写真にあるように、石垣への看板については素早く撤去する等して、
官民一体となった協調体制が見て取れた。
何れにしても、観光業界が行政をリードする形で、
熱海再生に向けての協調意識を高めており、率先してPRに取り組む姿勢と
周辺住民既得権者による意識改革が見てとれ、今後の成り行きが期待される。今朝は、
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加藤則夫前市議と小生の事務所にて、
熱海市長選に関する情報交換やその流れから予想される、来年改選の
県議選まで、お互いの持論と巷の噂を総合しながら意見交換する。現在のところ、
今後の展開を読めば斉藤VS田島、どちらに軍配が上がるにしても、
県議候補として名前のあがる、観光業界選出の若手市議、S&Kの取り込み如何によっては、
勝敗を分けるとの、見方で一部一致する。ただし、何れの選択視も、
熱海再生への即効性を期待するには、些、視界不良だと、お茶を啜った。