熱海「来宮神社」(雨宮治興宮司)は静岡神社庁田方支部に所属し、
この時期、他の各支部と供に奉賛会員を募り、
伊勢神宮正式参拝を恒例行事として、今年で55回目となる。今年は、
内宮の入り口、五十鈴川の清流にかかる
高欄つきの和橋、宇治橋が、4年後に迫った、
御遷宮に先立って完成した。皇大神宮の玄関にあたり、俗界から
聖界への架け橋として尊ばれる宇治橋は、
全国的にも稀な、全長100mを超える純木造橋として知られている。
資料によれば、橋は参拝者の交通手段であることから、
かつては弐年遷宮とは関わりなく、大水や流出や老朽により、
修繕や造りかえがされてきたが、明治23年の
第56回以来、遷宮行事に組み入れられたとあった。また、
橋の内側の大鳥居は内宮古殿の棟持柱を、外側は
外宮古殿の棟持柱をつかい、遷宮後に建て替えられるようだ。
弐年遷宮と同じく20年に一度新しくされるまで、
約1億人を越す参拝者が、大神様のもとへと、
橋を渡ったとも記され、今年はそういう意味においても是非、
参拝したかったのである。小生の後援会長である、
平石啓三郎氏(関東警備保障社長)やパソコン119番の土沢昇氏を始め
40人以上が参加したのは既報の通り。
内宮外宮を参拝したあと、内宮前のおかげ横丁にて、
お土産屋さんを散策し、神宮会館にて直会を済ませ、
伊勢湾フェリー経由で沼津インターに下り、うなぎ専門店「ぼんどーる」にて、
夕食休憩に立ち寄り、熱海来宮駅前に到着したのは、
午後9時少し前だった。高齢者の方も多かったが幸いにも、
誰一人として体調を崩したという人が現れず、
雨宮治興宮司不参加という突然の事態だったが、幸いにも、
青木、若林の奉賛会責任役員や来宮神社職員さんのフォローもあって、
無事に参拝旅行を終了出来たことで、参加者全員が心の中に、
来年に向けて弾みがついたような、明るい笑顔で帰宅した。明日は、
来宮神社にて雨宮宮司ご母堂の出棺、告別式に参列する予定となっている。