熱海市議会6月定例会3日目、
本会議場での、
村山憲三議員、
つまり、
小生の質問に答える、
斎藤市長の答弁を紹介する。
・・・・
(3)次に、
市政運営を賄えるのかについてであります。
現在、
コロナ禍は収束した訳ではありませんが、
政府は
行動制限の緩和及び
国際的な人の往来の再開に向けた
方向性に舵を切り、
日常生活、経済社会活動について
徐々に
元に戻していく方針が示されており、
観光地熱海としては
期待すべきものと感じているところです。
しかしながら、
これまでのコロナ禍における
行動制限が
観光地である本市の税収に
深刻な影響を及ぼしてきたことは
事実であり、
今後は、
ロシアのウクライナへの軍事侵攻に起因する
原油高、穀物高などによる
物価上昇も予測され、
早急な
経済回復は望めない状況であると認識しております。
世界銀行も
世界的な景気後退を警告している状況の中、
本市も
これらの影響を受ける事は
少なからず
避けられないものと思っておりますし、
また、
最優先事項である
伊豆山地区の復旧・復興のほか、
観光地としての
賑わいを取り戻し、
更なる
成長を目指すための様々な課題へ
対応していくことも
重要であることから、
非常に厳しい財政運営が
続くものと認識しております。
妙案というものはありませんが、
こういった状況であるからこそ、
地に足を付けて、
適切な時期に適切な施策を措置していく
安定的な
市政運営を実行する事が
重要であると考えております。