夕べは、新しい携帯動画サイト制作への企画の一つとして、
カラオケで歌う音と映像を試し取りするため、
「パブスナック・スーパーマン」(田中敬一店主)を訪問する。
昨日から始まったシルバーウイークだが、朝昼の、愛犬ふ〜との、
散歩を除いて、今日は自宅でビデオ鑑賞と決めていた。湯河原町の友人が、
WOWOWHVをDVDにした、日活映画(1960年代)作品、、
故蔵原 惟繕監督(石原裕次郎代表作、俺は待ってるぜ、風速40m他)が撮った、
白黒社会派作品、強熱の季節、黒い太陽、ある脅迫、夜明けのうた、と、
4本を用意してくれたので、喜んで観る。
映画は白黒で、松竹のヌーベルバーグ大島渚を意識したような作品だったが、
斬新なカメラアングルやタイトルの斬新さだけでなく、若い頃の
長門裕之や川地民雄、金子信雄等郷鍈治、藤竜也やその他大勢で、
谷隼人の姿もチラット画面をかすめ、
昭和30年代の東京の街並や若者の風俗や文化がスケッチされており、
懐かしさと共に、カメラワーク等携帯動画の編集に大いに参考となった。さて、
朝の散歩を済ませ事務所に愛犬を置いた後、バイクで市内を回れば
今日の市内は、マンション族か宿泊客、日帰り客かの判断は出来ないものの、
サンビーチや親水公園を始め、昼前とは言え、
市内の有名飲食店には早くも並び現象が起きるほどだった。ふ〜ん、
痩せても、祭日時の熱海ブランドへの集客力は捨てたもんじゃない、と、
目を細めたものの、ウイークデイの閑散としたまち中との、
極端なギャップをどう埋めていくのか、とまれ、この課題、
・・熱海市に課せられた経済波及効果と観光振興、
最も期待される一対の施策は、果たして、熱海市議会9月定例会で、
補正予算に組み入れられて上程されたのか、甚だ疑問だが、
小生の議会での質疑応答を通して、基幹産業に対する取り組み方や
ムダな税金をカットして、再生への行財政改革には何が不可欠なのかを、
質しているので、先ず、その前置きから問題点を読み取って頂ければ幸いである。
・・・・ 憲三、登壇 ・・・・
熱海市政調査会・村山憲三でございます。ただ今から今定例会に上程されました
議案に関連する質疑並びに一般質問をさせて頂きます。先日、
鳩山内閣がスタートいたしました。また、私が応援した
渡辺周氏が総務副大臣に任命されましたが、
公約のマニフェストをどこまで実践できるのか、
新時代の幕開けとして期待するところでございます。しかしここにきて、
わが、熱海市では複数の大手ホテル、旅館の経営ピンチ説が浮上しています。
噂される根拠の一つとして、某ホテルでは、
昨年採用した30数人もの社員が大量リストラされ、
資金繰りの悪化や施設の劣化に伴うサービスの低下が客足を遠ざけている、との、
情報が、そこで働く従業員や取引業者の話として漏れ聞こえてきており、
我々が想像する以上の速さで基幹産業の淘汰が進行しているのが
気がかりでありますが、他方、直面する基幹産業の危機的状況と比例して、
熱海市の歳入も激減の一途を辿っているのでございます。
夢と希望が失せて久しい、熱海市の現状は、昨年度の歳入では、
19年度と比較して12億円もの減少となり、市税滞納額は、
18億4千110万円にも上っています。そこで、お尋ねいたしますが、
今年度の市税滞納額を含めた過去三年間の滞納累積額、
今年度の不納欠損額を提示し、巷に噂される
大手宿泊施設の休廃業や倒産説が現実のものなってもまだ、
財政再生団体にならないとする根拠は何か。及び、旅館・ホテルに代わる
「新産業創出」への施策はあるのかについて、お答え下さい。(つづく)