今日、もう一日だけ、
小生の、
故渡哲也さんに関する
思い出を綴り、
ご冥福をお祈り致します。
昭和51年1月から始まった
テレビドラマ
「大都会パート1」(戦いの日々)は、
石原プロモーションが制作し、
テレビ朝日が放映しました。
もちろん主役は、
映画からTVに舞台を移した、
石原裕次郎さんと
渡哲也さん。
企画原案があの名作、
「北の国から」の脚本家、
倉本聡さんでしたから、
アクションよりも
人間ドラマに
重点をおいた作品でした。
石原さんは、
東洋新聞城西署記者クラブキャップ。
渡さんは、
城西署捜査四課黒岩刑事役でした。
熱海でのロケは、
「大都会パート1」第20話(週末)でした。
現在自宅ビルの真ん前にあった、
ホテル「静観荘」との
タイアップでしたので、
各場面に
ホテル施設が使われました。
例えば、
なじみのお店のホステスが乱暴され、
そのときの8ミリが
熱海市内で
出回っていると聞いた黒岩(渡さん)が、
熱海で客引きから
事情を探るというシーンでは、
残念ながら、
この時の写真が
見つかりませんでしたが
渡さんの他、
寺尾聡(東洋新聞日高)さん、
武藤章生(毎朝新聞南)さん等とともに、
熱海市内の友人に
特別出演して頂いたことや、
小生もまた、
熱海市内を取材を続ける
裕次郎さんを乗せる、
地元タクシー会社の運転手として、
出演させて頂いたことが、
渡さんの訃報によって、
鮮明に蘇ってきました。
また、
大都会の熱海ロケから、
奇しくも繋がる、
”3つの偶然”があります。
一つ目は、
大都会の熱海ロケから、
5年後に、
「ホテル静観荘」前にあったビルを
当時の
ホテル静観荘・雨宮社長に進められ、
自宅ビルにしたことや、
そのビルを買収するに当たり、
銀行の
連帯保証人となって頂いたのが、
ホテル静観荘社長と、
同じ名前の方だったり、
また、二つ目の偶然は、
石原プロモーションの、
ロケスタッフを担当した、
ホテル「静観荘」の
当時のフロント係「O」さんは、
その後、
石原プロ上層部に
信頼を得たことから、
年末恒例の、
石原プロモーションの
熱海打ち上げパーティでは、
会場となる、
宿泊ホテルを任せられ、
ついには、
ご自身のホテルを創業し
今では、
繁盛ホテルの一つとして
観光地熱海に
貢献していること、
また、
今は故人となった「O」ですが、
この
熱海ロケをきっかけとして、
小生と親しくなり、
市議会選挙の際には
双方、
阿吽の呼吸で
応援して頂いたことや、
三つ目の偶然は、
「O」さんが創業したホテルの、
目と鼻の先に、
ホテル内での撮影シーンに
出演願いました、
福島俊光さんの
自宅があることなど、
裕次郎さんや渡さんに関連して、
小生にとっては
今につながる大切な”絆”として、
この先も、
大切にしたいものです。