熱海市議会12月定例会本会議初日(市長の上程議案説明)

今日から始まった熱海市議会の12月定例会。初日の今日は齊藤市長による
上程議案の説明がメインで開会から閉会までの所要時間は約1時間ほどだった。
今定例会本会議では各会派議員からどのような質問が飛出すのだろうか。小生も、
大筋で協議案件、質疑事項を選択しているのが、やはり、齊藤市長の
上程議案説明をジックリと確認したうえで作成する予定である。それでは、

斉藤市長の上程議案説明を抜粋して掲載する。

ーただ今から、上程いたしました議案について説明させていただきます。
ご審議をお願いします案件は、予算案2件、条例案8件、
一般案件3件及び報告案件1件の合計14案件であり、議員各位並びに
市民の皆様のご理解をいただきたいと存じます。さて、内閣府の10月、

月例経済報告において「景気は、緩(ゆる)やかに回復しつつある。」とされる
経済状況の中で、本市は本年1月から9月の入湯税課税月別人員でみると
前年比7.4%の大幅な増加となっております。景気動向に加えて、

メディア広報として市職員の誘致活動などで熱海を取り扱った
テレビ番組が数多くあったこともその要因の一つと考えられます。

テレビ番組の放送に当たっては、市民の皆様が取材に対して
積極的にご協力をいただきました。シティープロモーションへの
市民の皆様の参画に深く感謝を申し上げます。一方、10月に発生した

2つの台風の影響で、週末の団体客のキャンセルが相次ぎ、
市内の宿泊施設は大きな影響を受けました。特に、台風26号により、
初島第一漁港防波堤が損壊(そんかい)し、定期便の発着が不可能となりました。
大きな影響の出た初島の生活や観光を一刻も早く回復するため、
この防波堤の応急復旧につきましては、
一般会計補正予算(第3号)を市長専決して対応しました。

12月上旬には仮桟橋を設置し、第一漁港が使えるようになる見込みです。

熱海が海の玄関口のひとつとなっている伊豆大島では、台風26号によって、
多くの方が亡くなり、未だ行方のわからない方がいるなど
甚大な被害に見舞われました。お亡くなりになった方々、
被害にあわれた方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

この大島の災害については、11月2日に市民の皆様、市議会、
市内各団体のご協力によって集められた義捐金を大島町の川島町長のところへ
高橋議長や観光協会長とともに届けてまいりました。ご協力、
ご支援いただいた全ての皆様に心から感謝申し上げます。現地において、
「今回大島が被った災害は大量の雨が降れば、
何処でも起こり得る事だ」と話を聞きました。災害対策の重大さを改めて痛感し、
本市におけるさらなる防災対策の推進を決意いたしたところです。さて、

公共施設マネジメントと、その重点事業となる旧岡本ホテル跡地の活用については、
本格的な検討に向けて11月5日に部署横断的なプロジェクトチームを設置いたしました。

市税収入、そして現役世代の人口が減少する一方で、これまでの行財政改革により、
基金や市債残高などの財政状況が好転し、一定の投資余力が出来つつあります。今後、
公共施設マネジメントの考えに則って、新たな公共施設の企画、
既存の公共施設の管理、活用、再編整備を図ってまいります。(つづく)

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村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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