いやはや、である。
斉藤市長自身が招いた、
「熱海国際映画祭」の迷走は、
熱海市も実行委員会に
名を連ねているにもかかわらず、
第一回映画祭の未払い問題が、
赤字の過小申告(粉飾)という、
不祥事を招き、
あげく、
追い込まれた市長が
同じ、
実行委員会執行委員を
密室の中でも
”恐喝”行為をたてに、
熱海市主催の
映画祭開催という”奇策”を弄し、
複数の記者会見で
責任回避を図るかに見える、
一連の騒動に
発展したまま、
熱海国際映画祭本来の、
目的を逸脱した、
お金を巡る、
関係者同士の責任おなすり合い、
醜い”金銭闘争”が
今度は、法廷の場で
争われることになるのですから、
いやはや、なんとも、
市民や映画関係者の
怒りの矛先は、
当事者である、
斉藤市長に向けて
フォーカスされてきました。
また、
熱海市議会6月定例会本会議でも、
小生も含めた、
各会派議員から
この問題が追求されましたが、
どうやら、
斉藤市長は
今回の議会では、
逃げ切れたようです。
ただ、
今後、
関係者から提訴されるという、
噂も流れており、
この問題は、
法廷闘争も含め、
今後益々
拡大する可能性が
強くなることで、
我々市民の前に、
事の真相が、
見えてくるのかもしれませんね。
さて、
なんとも後味の悪さを残したまま、
熱海市議会では
議会運営委員会のあと、
会派代表者会議を開催し、
この映画祭の
一連の問題の原因解明に向けた、
調査特別委員会設置について、
田中議員が
地方自治法98条に基づく
「98条委員会」の設置を提唱し、
市主導の
第三者委員会とは別に
議会の
特別調査委員会が必要であり
ー市民もそれを望んでいるーと
訴えたものの、
各会派とも
趣旨には賛同しましたが、
熱海市と
熱海国際映画祭運営責任者
髪林孝司氏(フォーカス代表取締役)及び、
関係者を含めた、
複数の訴訟が予想され、
任意の98条委員会では
斉藤市長から、
係争中を理由に
出席を拒否されることが予測され、
しばらく、
市の第三者委員会の
進捗状況を見て
設置の有無を判断する、という、
意見が大半を占めたことから、
結論は
先延ばしされました。
写真は、一昨日の
熱海市議会議会運営委員会。
(熱海ネット新聞より)