昨日、
米屋農園(横浜)のオリーブ園を
見学したのには理由があった。
野須正一会長(ボレイ)が提唱する、
トランス脂肪酸絶滅運動は
高齢者の域に入り、
ピンピンコロリ人生を全うしたい、
健康趣向主義の走る小生の気持ちを
ググッと引き寄せたのである。
野須会長は言う。
ー科学的に処理された現在の食用油は
その大半が水素を添加して
化学的処理されている。
油に水素が添加されると
分子レベルで構造が変化して、
人体に悪影響を与える成分の一つ
トランス脂肪酸が生成され、
糖尿病や心臓疾患等々
生活習慣病の大きな原因となる。
なにせ、糖尿病は
昨日も紹介したが40年前の3万人から
現在は700万人に増加し、
一説には潜在的には、
2000万人にも達すると危惧されている。
トランス型脂肪酸は
心臓病死を増加させていった。また、
トランス型脂肪酸を含んだ食品を
母親が多く食べれば食べる程、
赤ちゃんの発育は遅れると説明する。
つまり、
来年以降アメリカで原則禁止となる
トランス脂肪酸添加の食用油を、
血中グルコース(糖)の改善と
脂質代謝管理を容易にする
自社が販売する、
オリーブオイルの普及を提唱している。
オリーブオイルに豊富に含まれる
抗酸化成分が体内の過酸化反応抑制する。
また、
リノール酸や植物油、サラダオイルには、
多価不飽和脂肪酸が多く含まれ
過酸化反応を引き起こし、
糖尿病や心臓病の原因となることから
脂質とタンパク質の代謝を容易にする
”一価不飽和脂肪酸”の代表格、
自社が世界に先駆けて開発した、
スプラット式
エキストラバージョンオリーブオイルを
テレビ通販や全国有名デパートの
食品売り場から販売している。
その一環として、
熱海市にオリーブの樹を移設した、
一大プロジェクトを企画して
健康増進温泉タウン作りを
農業振興と合わせて開発できないか。
佐口氏との
米屋農園見学に繋がったのである。