「熱海芸妓置屋連合組合」表敬訪問

今日午後から、熱海芸妓見番を表敬訪問し、湯めまちをどり「華の舞」を主催する
「熱海芸妓置屋連合組合」の西川千鶴子組合長を始め各理事さんから、
これまで知っているようで知らなかった、組合組織や今後の方針等聞いてみた。

運営組織として、熱海芸妓置屋連合組合(置屋69軒、芸妓160名)があり、
見番の敷地建物を所有するのが、芸妓組合員約300人を株主として運営する、
熱海観光株式会社(村上たい代表)がある。そして、経営改革委員会、
改革プラン検討チームと特別委員会を統括するのが芸妓置屋連合組合だ。また、

熱海市が伝統文化として観光客誘致促進補助事業として、
◯ 熱海をどり(3,420,000円
◯ 華の舞(9,000,000円
◯ 撥扇塚(250,000円)の各事業を補助対象としている。バブルが崩壊した

20年以上前から始まった観光不況の煽りを受け、宿泊施設の休廃業と共に
一時は1200人以上の数を誇った熱海芸妓衆だったが、現在では最盛期の
約10分の一ほどに激減している。今日は、余計なことだが、あえて、
芸妓組合員の高齢化を含めて新人獲得策や伝統文化継承案について切り込んでみた。

前記の通り、経営改革委員会や改革プラン検討チーム、渉外部や広報室を設けて、
そうした意味での危機対策に前向きに取組んでいるようだ。そこで小生、

新庁舎建設の犠牲となった観光会館でのイベントが、現在は起雲閣に集中し、
予約を確保するにも困難な状況にあることから、30名から200人程度の
見番レンタルの是非について、使用料等を含めて質問する。結論として、

熱海をどりや華の舞、お稽古を覗いた空き時間の市民への貸し出しは可能で
使用料プラス電気代他経費を含めて基本的に、午後5時迄で5万円とのこと。早速、
市内在住の作詞家の新曲披露イベントの使用検討をお願いして事務所に戻る。

西川組合長

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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