佐口静雄氏(佐口農園)に個人菜園貸し出しの是非を聞く

午前中控室に入る。複数の市民から依頼されていた案件について、所管課に連絡したが
週明けの会議や出張等で留守だったこともあり明日へ持ち越し事務所に戻る。また、

午後からは佐口農園を訪問する。佐口農園ではその後の電解水栽培の進捗状況や
高温度菌生ゴミ処理施設の稼働状況についてリサーチする。また持参したのが、
最近購読した「個人備蓄の時代」(光文社発行)。著者は評論家の、
副島孝彦氏。副島氏と云えば政治や経済、社会時事評論などさまざまな分野で活躍し、
金・ドル体制の終わり、中国は世界恐慌を乗り越える、欧米日やらせの景気回復など、
これまでに購読した著作も多い作家の一人である。今回、書店並んだ
新刊本の中から手に取り購読した理由は、副島氏が熱海で農業に挑戦していたからだ。

本の内容は東日本大震災を機に今後の自分と家族の生活生命、身体は自分で守る。
その為の自分でできる範囲内での試みに関して発電システムや食料貯蔵、そして
熱海を例にあげて、自力の野菜作りや個人備蓄の重要性を書いていたからである。

それもそのはず、副島氏は東京が本拠地だが実は、熱海に仕事場を持っており、
熱海に5坪程の畑にキュウリやトマト、茄やピリ辛ピーマンの野菜類。
タマネギ、じゃがいも等の根菜類などを栽培し収穫に成功している栽培のノウハウや
虫のつかない土壌改善方法等についても記述していることから、
佐口静男氏にJAアイラ理事、佐口農園主として専門家の意見を求めた。これに応じて、

土壌改良についてとゼオライトやライフグリーンの相性については不明だとしながらも、
副島氏の著書に紹介されている写真からどの地域の農地かを推測するなど興味津々だった。

そんなこんな、農業の中で特に厄介だと云われている虫の駆除に農薬を使用しない、
土壌改良策があるとするなら、仮に自宅兼用の熱海佐口農園(約600坪)を、
個人菜園として年間契約で作付け他の指導を兼ねて貸し出すのも一計だと興味を示した。
このほか、副島氏は熱海市が震災に強い根拠についても記述している。
その内容その他についてはお近くの本屋さんにて、
個人備蓄の時代」(光文社・副島隆彦著)1400円+税をお買い求め下さい。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

0 Comments
scroll to top