熱海市議会議会検討会。議会改革に向けて具体的試案提出。

午前10時より庁舎5階会議室にて議会検討会が開催された。
6月定例会を終えて久しぶりで同僚議員が顔を揃えた。といっても、
正副議長を含めた各会派代表議員10人だが、今日のテーマは、
議会改革の一環として…質問の在り方(試案)や来月完成予定の
議会棟への移動を前に各派控室の割り振り等が協議された。以下、

その内容を抜粋してご案内する。

1. 質問方法について

(1)質問形態を代表質問と個人質問(一般質問)に
・ 代表質問は当初予算議会のみ、質問日初日に行う。(2人以上の会派代表による)
質問事項は予算に関することを主とし、内容は通告したものに限る。
・ 個人質問は、代表質問以外の時。

(2)個人質問での質問事項の調整

・ 同一議会における質問事項の重複は、市民に理解されず、
議会として考慮する必要があるので、その調整のため質問者が
質問日の20日前に議長宛に質問事項を提出し、代表者会議等で調整を行う。

(3)質問事項はすべて通告する。

(4)質問方式
イ, 一括質問。一括答弁(在来の方式。ただし答弁は質問席で聞き再質問に移る)
ロ、最初の質問は壇上で一括方式。2回目より質問席で一問一答。
ハ.最初の一問のみ壇上で、2問目より質問席で一問一答ただし、
当分の間上記の質問方法を任意で選択出来る(質問通告時に申し出)
以上何れの質問形態も質問回数は4回(一問一答の時、1項目4回まで)

2. 質問時間(持ち時間)と質問日の本会議開会時刻
(1)質問時間は1人50分以内(会派持ち時間は無し)…個人質問
(質問時間は予め届出で短縮出来る)
(2) 質問日の休憩時間は2人の質問者毎に20分、昼食休憩は60分
(質問人数の関係から他会派と同じ時間帯となる場合あり)
(3) 個人質問日の開会時間は9時とし、代表質問日は10時

3. 個人質問(一般質問)順序
改革決定後に抽選によって決め以降はローテーションによる(会派毎の抽選)
ただし、同一会派内での順番の変更は、あらかじめ議運の承認を必要とする。
4. 議会の質問日数の変更と代表質問持ち時間と質問順序
(1)当初予算議会のみ質問日を3日間とする(代表質問はその初日とする)
代表質問は2人以上の会派とし、2人会派40分、
3人会派50分、4人以上60分(会派内関連質問)
(2)代表質問の順番は多人数会派よりとし、同人数の場合はローテーションとする

・反質問のこと(行政当局より質問議員に求めることが出来る)
・予算特別委員会(当初予算を含めすべてこの委員会で審査・承認)

委員は、議長を除く全議員とし、副議長が委員長となる。
・決算特別委員会(すべての決算の審査、認定)
委員は、議長、監査委員を除く全議員とし、副議長が委員長となる。

これらの提案に各派の思惑も様々で議論百出。9月議会以降での採択について、
今月25日の議会検討会までに各会派の意見をまとめて提出することで散会した。

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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