今日は、車で「箱根町湯本」のホテルで開催された、
調理師鱗友会の新年懇親会に顔を出し、乾杯の後一旦、事務所に戻り、
用件を済ましてから、
午後2時57分発こだま号にて上京する。
大阪から、今夜「新宿京王プラザホテル」での、
日本映画テレビプロデューサ協会の新年会に出席する為上京している、
松本哲治氏(タックワールド)を、JR上野駅中央改札口で待ち合わせ、
高須基仁氏(モッツ出版)の事務所にお連れして、
今月22日、静岡新聞日曜版の人気連載コラムを一冊にまとめた、
「芸能通信簿」出版記念の式典の打ち合わせや、
先週発売の週刊誌ネタ”ルビーモレノ”についての裏話などにお付き合い頂き、
田原町から上野駅に出て、
山手線で池袋経由で新宿駅までお供する。
山手線から東京駅まで快速中央線に乗るため、
駅構内を移動していたら、突然女性の悲鳴が上がる。
何事か。と、野次馬根性メラメラで現場に近づけば、
若い男女の痴話げんかに、
正義感宜しく女性の味方と割って入った善意の第三者と、
今度は、男同士の殴り合いに。
駅員が駆けつけたところで、
急いでエスカレーターを駆け上がる。
17時26分発こだま号新大阪駅行きの発車を待って、
ホームの待合室で待機すれば、11号車付近に、お隣まちの、伊東市長一行4人の姿が。
なんやかんやと慌ただしく過ぎた、今日一日を振り返れば、
午前10時30分過ぎには、毎年恒例の、
「鱗友調理士紹介所」「調理師鱗友会」新年懇親総会が開催される、
箱根湯本「ホテルおかだ」へと車で向かう。
小田急線箱根湯本駅付近の商店街を往来する、
若い観光客の群れに羨望の視線を投げて、ホテルおかだに入る。
鱗友会「伊澤邦久」所長は、
元相撲協会の力士として活躍したのち調理師に転向し、
熱海「旧シャトー赤根埼ホテル」の料理長として采配をふるい、
全国津々浦々の調理士紹介所との交流を築いてきた。
また、御嬢さんは、縁あって、
「春日山部屋」に嫁いでおり、盆暮れには、
カレンダーを始め多くの相撲関連グッズが送り届けられてくる。
※「春日山部屋」※
元前頭筆頭・春日富士が年寄・春日山を襲名して、
1997年(平成9年)7月21日付で
安治川部屋から分家独立し、春日山部屋を再興した※
さて、熱海市には、鱗友会を始めとする調理師会は、
小生が知る限り3会派ほどと記憶しているが、
最近では、長引く観光不況による、
ホテル、旅館及び寮・保養所等の宿泊施設の休廃業や倒産が引き金となって、
伝統とプライドが命だった、男子憧れの職人像の一つ、
”花形板さん”の姿も温泉場の情緒とともに、失われる傾向にある。
新年懇親会受付では、
旧「ウオミサキホテル」を板場から支えてきた、
鱗友会所属の板長さんと一年ぶりでお会いする。
聞けば、夜逃げの3日前に自己破産を知らされ、
後ろ髪を引かれる思いで、熱海を離れざるを得なかったと、悔しさを滲ませた。
また、鱗友会の最高顧問として、
熱海市の県会議員「田嶋秀雄」氏が名を連ねており、毎年来賓として出席している。
(田嶋県議と伊澤所長)
今日は、年末年始は毎年熱海で過ごすという、
社団法人「日本料理研究会」三宅健介氏や、
宮内庁御用達、
調理師松和会副会長で、熱海支部長「岩崎伸夫」氏等を田嶋県議に紹介する。
岩崎支部長は、「熱海マリーナ」事務員さんの父上で、
小生とは数十年来の知り合いでもある。
ただ”知らなかったのは”、娘さんの結婚式についてだった。
先日マリーナに訪問した際には、知らされていなかったが、
身内だけの式にしたいということだったが、先ずは、おめでとうと。と電話を入れたのだが、
今日木曜日は「熱海マリーナ」の定休日だった。
乾杯の後、近くで建設中の、
高橋弘会長(万葉倶楽部)直営の、
「箱根天成園」を背中に、その広大なスケールの一端を写す。
景気後退の嵐の中、
ピンチをチャンスにして事業展開を続ける、高橋弘会長だが、
日本一の観光地「箱根」湯本に進出し、
24時間営業をうたい文句に、新しい時代が求めるホテルの形が凝縮された、
「箱根天成園」の完成披露は、22年春の予定である。