韓国「晋州市」(チンジュ市)郊外にある、
「三吽製薬食品」(ヤン社長)は
これまで、
高麗人参や鹿角、
枸杞子等を原料に、
漢方の考え方を基本とした
生薬を組み合わせたサプリメントを製造販売してきた。
醗酵黒にんにくの製造販売に着手したのは、
3年ほど前からで、
現在では、
生にんにく栽培から黒にんにく加工商材など
国内(韓国)販売を中心に、
業績を伸ばしている。
昨日は午前中に、
プサン市内のホテルを出発したのだが、
週末とあってか、
街中は大渋滞で”チンジュ市”まで、
約3時間半近く時間を要した。
三吽製薬食品の事務所では、
ヤン社長が、
我々が訪問した喜びを顔全体で表し、
”新製品”として発売予定の、
”黒にんにくドリンク”剤について、
通訳のヨンチョル氏を通して説明する。
先月は、
熱海で生にんにくの生産に成功した、
佐口静雄氏(佐口農家)と、
大阪から、
”黒にんにく”の普及活動を続けている、
松本哲治氏(タックワールド)と、
「三吽製薬食品」との間で、
”酵黒にんにく”商材の
輸入代行に関する業務提携を
3者大筋で合意を得ている。
今回、
訪問した理由は、
作付けを控えた、
熱海「佐口農家」が見積もりを依頼していた、
”生にんにく”バラシ機の見積もりに関してだった。
この機械は、
にんにくをバラ(皮むき)す植え付け機で、
栽培面積の多い農家では、
人手のかからない必需品である。
この種の機械を
日本で探すのは難しいということで、
ヤン社長の知り合いの、
慶尚北道の機械メーカーから、
船積みするまでの見積もりを依頼していた。
結果、
本体と輸送代金合わせて、
約40万円ほどの見積もりを提示されものの、
今期の作付けには間に合いそうもなく、
導入するとしても、
来年以降となりそうだが、
機械の関係書類を預った。
今回の目的である、
消滅型生ごみ処理機だが、
前回は、
試作処理機を見せられたものの、
特許申請手続きと
母剤の入荷が遅れたことで、
”生ごみ”が消滅するのを、
我々の眼で確認することが出来なかったが、
午後4時20分から、
いよいよその行程の一部始終を見ることが出来たのである。
この”消滅型”生ごみ処理機が、
これまでの、
”堆肥型”生ごみ処理機とどう違うのか。
あるいは、
日本で認知されると
どうのようなメリットがあるのかについては、
明日以降で検証したい。