財政危機の中、
昨日、
熱海市の新庁舎建設計画を審議する、
「庁舎建設等特別委員会」が開かれた。
新庁舎建設問題は、
”資金手当て”のつかないまま、
今年3月、
新庁舎外観デザイン市民投票が行われ、
1案、熱海の美しい光と海
2案、熱海御用邸を参照した伝統と文化
3案、湯の町熱海歴史の趣を「大正浪漫」をテイストした、
各デザイン案から、
有効投票106票の内、
3案が約51%を集めた。
ところが、
委員会では、
市当局より、
唐突に、
2案の折衝案が提示されたことから、
非公開のオキテ破り、
ルール違反の提案だとして
委員から質問が集中、
ー支持を多く集めた案を捨て、
提示された新案を、
景観デザイン会議では図りながら、
議員には非公開とした理由について、
厳しい意見が相次いだと、
委員の一人から報告を受けたことが、
今朝の地元紙では
トップで紙面を割いていた。
非公開にした理由について、
当局側は、
ー無用の混乱を避けるためーとしているが、
小生は、
非公開デザイン案は、
当局が
既に”内定しているであろう”、
”リース会社”の設計計画に迎合したものと、
推測しているが、
原油高騰を機に、
建設資材の大暴騰により、
当初の、
建設予定費を大幅に上回っており、
リース建設とはいえ、
中長期的に見て、
”市民に大きな負担”が圧し掛かってこないのか、
「熱海中央保育園合築」問題同様、
”非公開唐突上程”を得意とする、
斉藤市政の
運営手法から目が離せない。
さて、
昨夜は、
「熱海料飲連合組合」の総会と懇親会が、
「熱海ホテル池田」で開催された。
懇親会では、
加藤登組合長が、
ー宿泊観光客が微増という、
すこし景気のいい話が聞こえてきたと思ったとたんに、
原油高騰による物価値上げラッシュ。
我々飲食業は値上げするのも、
メニューが変更困難で値上げしにくいーと、
年々減少を続ける、
会員の台所事情を代弁しつつ、
観光地熱海の早期”再生”を言葉に込めて、挨拶に立った。
上座には、
斉藤市長や田島県議、
鵜沢商工会議所会頭、内田ホテル旅館協同組合長が座り
各々、
観光戦略につてや、カジノ誘致について等、
当たり障りのない美辞麗句を並べたが、
小生を始め
列席した関係者の関心を呼ぶような、
具体的な再生案については、
何ら聞くことは出来なかった。