斎藤市長による、
令和4年11月市議会定例会
上程議案の説明を掲載します。
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おはようございます。
ただ今より、
本市議会定例会に上程いたしました
議案について、
説明させていただきます。
本定例会におきまして、ご審議をお願いします案件は、
予算案2件、条例案3件、報告案件1件の
合計6案件であり、
議員各位並びに市民の皆様の
ご理解をいただきたいと存じます。
さて、
本市の観光業につきましては、
本年は行動制限のないゴールデンウィーク、
海水浴場開設、花火大会、
そして、
現在開催中の梅園のもみじまつり等
各種イベント開催等により
昨年に比べ
観光客も徐々に戻ってきていただいておりますが、
コロナ禍前に比べまだ
7割から8割にとどまっており、
大変厳しい状況であります。
このような中ではありますが、
10月11日より12月下旬まで
観光庁による全国旅行支援が始まりました。
その旅行支援を追い風に年末・年始、
そして来年と大勢のお客様に
熱海へお越しいただきたいと思います。
他方、人の移動により、
全国的に
新型コロナウイルス感染が増加傾向にある中、
この冬は
「第8波」や季節性インフルエンザの
同時流行が懸念されています。
新型コロナウイルス感染症につきましては、
オミクロン株が
主流となってきたこととその特性を踏まえて、
9月26日から
全国一律で感染症法に基づく
医師の届出の対象が、
全数から65歳以上の方や妊婦、
入院を要する方及び重症化リスクがあり、
かつ、
コロナ治療薬・酸素投与が必要な方などの
4類型に
限定される見直しが行われました。
これは、
高齢化や重症化リスクのある方への
保健医療の重点化を行うことと
医療機関や
保健所の負担軽減等を図るものであります。
本市におきましては
市民の皆様の感染防止の意識と行動により
新規陽性者数も
低く抑えられている状況であり
改めて感謝申し上げます。
併せまして、
本市では9月27日から
オミクロン株対応ワクチンの接種が始まりました。
ワクチン接種も含め、
今後も感染拡大防止に引き続きご協力をお願い申し上げます。
また、
コロナ禍における需要回復等に伴う
物価高騰や
ロシアによるウクライナ侵攻に伴う
原油価格高騰、
さらに
本年10月には32年ぶりに
1ドル150円台まで進んだ円安などにより、
今後も物価高騰が懸念されており、
不安が広がっております。
この状況に対しては
オール熱海で乗り切っていくことが
不可欠であると考えておりますので、
議員の皆様におかれましても
ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
(つづく)