熱海市代表監査委員報告・最終回(温泉事業会計は総収益4億3,629万円、経常利益は4,774万円)

熱海市議9月定例会。
観光建設公営委員会での
代表監査委員による、
令和3年度
熱海市各会計決算審査報告。
・・・・

次に温泉事業会計ですが、

総収益4億3,629万円に対し
総費用3億4,955万円で、

営業損益は4,774万円の営業利益となり、
経常損益は、
8,673万円の経常利益で、

当年度純利益は前年度と比べ
3,868万円増加の
8,673万円となっています。

純利益増加の要因は、
前年度に比べ

ホテル等の新規加入に伴う
供給加入金の増加による総収益が増加したことに対し、
燃料費や修繕費等の減少で
総費用が減少したことによるものです。

公営企業会計については、
前年度より引き続く
コロナウイルス感染症の影響を受けるなか、

感染症対策が定着化し、
コロナ禍からの
経済回復を期待したいところですが、

人口減少や社会情勢を鑑みて、
大きな
事業収益を見込むことは困難であると予測されます。

今後も、

経営の合理化や事業経営に適した
料金体系の構築など、

経営基盤の強化を図りながら、
安全で安心かつ
快適な市民生活を確保するため、
収益の向上と
中長期的な視点による計画的かつ
効果的な管整備を進め、

施設等の維持管理を適正に行うことで、
事業の経営健全化及び
安定化に向け
継続的に取り組まれるよう要望いたします。

最後に

熱海市健全化判断比率等審査についてご報告いたします。

審査に付されました
令和3年度健全化判断比率及び
資金不足比率並びに
その算定の基礎となる事項を記載した書類は、
いずれも
関係法令に準拠して作成されており、
正確に算定されているものと認められました。

健全化判断比率については、
各指標の比率は
国が示した早期健全化基準の範囲内で
健全な状態にあり、

資金不足比率についても、
資金不足は生じておらず、良好な状態にありますが、
今後とも
中長期的視点に立った
財政運営に努められることを要望いたします。

以上をもちまして、
令和3年度熱海市各会計決算審査等のご報告といたします。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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