きのう午後11時36分ごろ、
宮城県と福島県で
震度6強を観測しましが、
熱海市も、
かなり長い時間にわたって、
震度3以上のユレに襲われましたが、
今朝のニュースでは、
東北新幹線の脱線や震源地の近くに住む、
3名の高齢者の方々が
犠牲とったことが報道されました。
さて、
昨日の熱海市議会2月定例会の
最終本会議は、
少し整理する箇所があり、
明日以降に掲載するが、
さて、
熱海市議会2月定例会本会議3日目の
各会派代表議員の通告に対する、
斎藤市長の
答弁を掲載しているが、
今日は、
山田治雄議員の質問に対する
市長答弁を記載します。
・・・・
私からは、
熱海市の財政の現状に関する
ご質問にお答えいたします。
議員ご指摘のとおり、
本市の財政状況は、
一昨年の
新型コロナウイルス感染症の発生により
大きく変わりました。
国民が一丸となって
感染拡大を防ぐための緊急事態宣言や
まん延防止等重点措置により、
県境をまたぐ
移動の自粛及び外出自粛要請並びに
営業自粛や
時短営業要請などを行い、
結果として来遊客も激減し、
それまで
増加傾向であった宿泊客数も、
この2年間で
半減するなど
観光産業を主たる産業とする
本市におきましては、
大打撃を受けております。
また、
いまだに新型コロナウイルス感染症の
収束も見通せないことから、
早期の
経済回復も見込めず、
税収の増加も期待できません。
それに加え、
昨年7月には伊豆山土石流災害が発生し、
それによる
被災者の方々の支援、
伊豆山地区の復旧・復興のために
大きな
財政支出が必要となります。
これらに対処するため、
財政調整基金を取り崩さねばならず、
令和4年度に
約15億8千万余円を取り崩し、
残高が
23億9,738万余円に減少することになります。
今後の財政運営を考えますと、
現状は極めて厳しい状況でありますが、
災害対応を優先しつつ、
取り組んで参りたいと存じます。