今年3月19日付の、
河北新報に掲載された、
木村強氏(元ブルネイ県知事)の回顧録、
「搾取避け信頼の礎築く」を抜粋して、
ブルネイと日本との親和性について紹介する。
☆熱海ブルネイ錦鯉振興協収益の仕組み
(トーキングポイント)
マナフR B A会長&
ピーターボルネオサンシャイン会長&
大河内博
1.ブルネイには鯉を育成して
ビジネスに繋げたいとするメンバーが揃っている。
市場としては、
日本から直接、鯉が輸出されていない
ボルネオ島。マレーシアを含めて
中規模都市が多数、
人口増加、経済発展も遂げている。
2.鯉育成に向けて必要となる
スキルを有する人物の特定にも至っている。
3.鯉を飼育する施設を
テンブロン国立公園に造成することも可能だし、
養殖用の池も存在する。
4.ブルネイで飼育し、商業を行うに際し、
物理的に必要となるものは、
大きく分けて、
①鯉、③飼育施設、④装置のための投資資金。
5.投資額は、規模によって差があるが、
4,000万円~5,000万円ぐらい。
6.ブルネイから中東への直行便もあり、
航空会社のみならず
政府も関係事業サポートには積極的。
7.ブルネイのみならず、
イスラムで繋がるドバイやオマーン、
クエート王室への販売も考えている。
8.投資のうち50%(2000万円~2500万円)は、
ブルネイ側で
みつけることができるため、
日本から50%出資者を探している。
9.50%のうち、15%程度は
熱海錦鯉協会他で共有させてもらい、
役務によって支援協力を行うため、
利益に対する35%リターンが期待できる。