熱海市が予定する
熱海ウォーラム建設計画ですが、
実現向けて
いくつかの懸念を感じています。
先ず、
旧岡本ホテル買収時の、
目的の一つだった、
市営図書館の併設が消えていること、
資金的な事情から、
事業計画については
行政が作成し、
資金や
ノウハウを提供する
民間事業者を
入札などで募集する
PFI方式が
導入されるということですが、
約30億円の建設費、
管理運営他の経費などを含めて、
赤字経営になれば、
市民の血税が投入されることから、
熱海フォー0ラム建設には、
市税が
年間約2500万円ほど
支出されている、
市営図書館との合築無くしての
施設運営には
慎重な構えが不可欠です。
これらの課題にプラスして、
新型コロナウイルス感染による、
リストラ、倒産など、
基幹産業に
与える打撃により、
熱海市の財政逼迫を加速させ、
”熱海フォーラム”建設計画が、
当局の建設計画より、
更に先延ばしされる可能性も
否定できませんね。
また、
500席の計画案では、
市民には足りても、
プロのライブやコンサートなどで
集客できないことから、
説明会では、
地元のホテル旅館からは、
(この規模では)人は呼べない。
全国的な会議を誘致できる
コンベンションホールに期待している。
宿泊税を財源に
もっと大きなホールにできないか等の
要望がありました。