平成30年度熱海市一般会計・特別会計決算他報告書

ほぼ直撃に近い、
台風一過の今朝早く、

余波による風や雨が降る中、
愛犬と散歩に出た際に、

台風で吹き飛ばされた、
町内の店舗からの、
テントの破片や雨樋など、
無数に散乱しており、
該当する、
店舗のご主人が、
カッパ姿で、
バイクに乗って収集していました。

聞けば、天災の場合、
家屋や店舗から吹き飛ばされた、
設置物は、
当該者の責任で
整理するとのことでした。

幸いなことに、

朝見た限りでは、
我が家や町内の被害は、
少なかったようですが、
午前中に役所に入り、

熱海市の
詳しい被害状況について
リサーチする予定です。

さて、いよいよ、
9月議会提出用の通告書の締切が
今日
午後3時までとなりました。

市長による、
今定例会に上程される、
議案書の説明に
時間を割きましたが、

ここで、
山田代表監査員による、
昨年度の
一般会計他特別会計決算などの
報告書から抜粋して
ご案内致します。

 

・・・・・

平成30年度の
年間宿泊客数は309万4,456人で、
4年連続して
300万人台の大台を超え、

宿泊施設も新規開業などで
増加基調にあるものの、

少子高齢化の進展や

若年層の流出等による
働く世代の減少は、

税収の減少や医療費、
介護費の増加に大きく影響します。

今後も

大幅な税収増が見込まれない中、

社会保障関係経費の増加に加え、

各種公共施設の老朽化や
耐震化対策、
維持補修等にかかる
経費の増加が見込まれます。

限られた予算で
事業を行うにあたり、

効率的・効果的な
財政運営に努め、
市民福祉の向上に
努めていただきますようお願いします。

また、

一般会計のみならず
特別会計・公営企業会計を含めた、

熱海市全体の
健全な財政運営を強く期待いたします。

それでは、まず、最初に
一般会計でございます。

歳入総額は、

199億9,638万余円で
前年度と比較して
11億4,759万余円の増加、

歳出総額は
188億1,955万余円で
前年度と比較して
9億7,737万余円の増加となりました。

翌年度に繰越す
財源を除いた実質収支は、

8億2,280万余円の黒字、

今年度の実質収支から
前年度の
実質収支を差し引いた
単年度収支は

3,620万余円の赤字、

さらに

積立金を上回る
積立金取崩し額があったことから、

実質単年度収支は
2億2,386万余円の赤字となっております。

市債残高にいては、
160億円以上と多額であり、

一般会計における
住民1人あたり

市債現在高
県下市平均に比べ
10%以上高くなっていながら、

基金現在高は増加傾向にあります。

適切に市債発行を管理し、

市債残高及び
公債費の削減に
努めていただきますようお願いします。

(つづく)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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